大航海時代にポルトガルからマカオへ至る各地の食材、スパイス、調理法を見事に融合させて誕生したのがマカオ料理だ。極東の地で育まれた独特の食文化を味わいたい!
現地在住ポルトガル人の
憩いの場として愛される
マカオ半島中心部のビジネス街。路地裏の一角に、ポルトガル語が飛び交う空間が存在する。朝8時の開店直後に出かけてみると、出勤前に朝食をとる現地在住のポルトガル人で賑わっていた。
店頭のガラスケースには、ポルトガル風の菓子パンがずらりと並ぶ。
いずれも自家製で、これを目当てに訪れる常連客も多い。
食事はローカライズせず、ポルトガル人好みのテイストとなっており、菓子パン類は日本人にはやや甘すぎるように感じるが、エスプレッソコーヒーとの相性は抜群だ。
近くにはセナド広場やカテドラルといった見どころもあり、散策途中に立ち寄るにも便利なロケーション。
店名は、ポルトガル語で「帆船」の意味。いかにもマカオらしさを感じるネーミングだ。
Caravela(カラヴェラ)
所在地 G/F, Kam Loi Building, 7H, Patio do Comandante Mata e Oliveira, Macau
電話番号 853-2871-2080
営業時間 日~木曜 8:00~20:00、金・土曜 8:00~22:30
定休日 日曜
※1パタカ≒13.1円(2019年8月現在)
Feature
大航海時代のポルトガル風味!
マカオで完成された料理&スイーツ
Text=Yujin Katsube
Photo=Takashi Shimizu
Cooperation=Macao Government Tourism Office