大航海時代にポルトガルからマカオへ至る各地の食材、スパイス、調理法を見事に融合させて誕生したのがマカオ料理だ。極東の地で育まれた独特の食文化を味わいたい!


日本人パティシエ考案の
新作エッグタルトに注目

 グランド・リスボアでエグゼクティブ・ペイストリー・シェフを務める日本人パティシエ、村中徳仁さんが手がけた見目麗しいスウィーツの数々がショーケースを彩る。

 フランスで研鑽を積み、UAEを経てマカオにやってきたのがちょうど1年前。

 以来、長い歴史をもつリスボアブランドの洋菓子全般を任され、伝統を守りながら、独自の感性とアイディア、技術を生かして、ラインナップを拡充させてきた。

 なかでも、4種のフレーバーで構成されるエッグタルトのカルテットシリーズは、競争の激しいマカオのエッグタルト業界に新風を吹かせ、高い評価を獲得。

 現在はバニラ、抹茶、黒ゴマ、ラズベリーを展開。和の素材とのコラボレーションでは、抹茶セラデューラも人気を博す。

Round-the-Clock Coffee Shop
(ラウンド・ザ・クロック・コーヒーショップ)

所在地 U2/F, Grand Lisboa, Avenida de Lisboa, Macau
電話番号 853-8803-7766
営業時間 24時間
定休日 無休
https://www.grandlisboahotels.com/en/dining/

※1パタカ≒13.1円(2019年8月現在)

Feature

大航海時代のポルトガル風味!
マカオで完成された料理&スイーツ

Text=Yujin Katsube
Photo=Takashi Shimizu
Cooperation=Macao Government Tourism Office