シャンパンの奥深さに触れられる魅力的なコンテンツ
1章は、“シャンパンの選び方”、2章は“シャンパンの温度”、3章“シャンパンの開栓”、4章“サブラージュ”、5章“グラスのチョイス”、6章“サーヴィスの仕方”、7章“保存の仕方”……で、各章のアドバイスの中で、好ましいマナーや謹むべき行為などの、シャンパンにまつわる嗜みを、わかりやすく楽しめる読み物になっています。イラストを、EsquireやWallpaperのカバーを飾ったことでも知られるデザイナーのNoma Barが手がけているのも、大きな魅力。
儀式的なプロトコルも親しみやすく、シャンパンの奥深さに触れさせてくれます。今回のソワレイベントでも、各章を象徴するイラストが、会場を彩り、「マム コルドン ルージュ」、「マム ブラン・ド・ブラン~マム ド クラマン~」、「マム コルドン ルージュ マグナム」、「マム ロゼ」を順を追って楽しめるという贅沢。
そうそう、実際に4章にある“サブラージュ(シャンパンを専用サーベルなどで切り開ける方法)”を試みたいという人たちが、長い列を作っていました。
Facebook日本語サイトと iPhone日本語版アプリを10月下旬にはローンチ予定なのでとても楽しみです。
Champagnes G.H.Mumm & Cie
URL www.ghmumm.com
日本語版Facebook www.facebook.com/gh.mumm.japan (10月下旬公開予定)
伊藤文(いとうあや)
パリ在住食ジャーナリスト・翻訳家。立教大学卒業。コルドンブルー・パリ校で製菓を学んだ後、フランスにて食文化を中心に据えた取材を重ねる。訳書に『ロブション自伝』『招客必携』(いずれも中央公論新社)、著書に『パリを自転車で走ろう』(グラフィック社)など。日本復興支援協会GANBALO代表。
text:Aya Ito