ドラム缶をモチーフにした
バスタブ

 客室は32の贅沢なスイートを含む、全312室。

 エレベーターホールのカーペットはイルミネーションが映る川面のイメージ。ライトを落とした廊下を歩くと、通り過ぎる角度により部屋番号の色が変わる小ワザも楽しい。

 客室は1フロアに11~12室しかなく、すべての客室からブリスベン川のパノラマビューが楽しめる。

 壁は川のきらめきを表すドット模様や、クイーンズランドの伝統的なVJパネルという板張り。ベッド上に置かれた、鳥たちがプリントされたメタリックカラーのクッションがアクセントになっている。

 そしてインパクト大なのが、バスタブ。“アウトバック・バス・エクスペリエンス”と題した、10ガロンのドラム缶を象った鉄製のものに、ウッドの背もたれが添えられている。快適性もきちんと考慮されたワイルドな遊び心だ。

 憧れの客室は「WOWスイート」。ドーンとワイドな窓からはブリスベン川はもちろん、晴れた日にはヒンターランドまで望むことができる。そして天井から吊るしたカゴ製のチェアは、ついブランコのように漕ぎたくなる遊び道具だ。

文・撮影=古関千恵子