歴史的地区は屈指の人気!
ショッピングに美味も充実

◆ The Distillery Historic District
(ディスティラリー歴史地区)

 1832年創業した北米最大規模のウイスキー蒸留所跡地を中心に、ビクトリア時代の建築物が47棟も並ぶ歴史的地区を再開発。2003年に誕生した複合施設が「ディスティラリー歴史地区」だ。1988年にカナダ国定史跡に登録、ローカルや観光客で賑わうおしゃれなスポットとして人気を集める。

 趣のある赤レンガ造りの建物内にレストランやカフェ、ブティック、アーティストのクラフトショップ、シアターと見どころが満載。クラフトビールの醸造所「ミル・ストリート・ブリュワリー」や、北米で最初の日本酒醸造所「泉酒造」といった蒸留所の生まれ変わりも。

 芸術やエンタテインメントを町ぐるみで推進している地区だけあって、ライブイベントやエキシビションも数多く開催している。飽きることなく散策できる、楽しいエリア。時間に余裕をもって訪れるのが賢明だ。

自家焙煎のコーヒーをレトロ空間で
● Balzac’s(バルザックス)

手前のマジックバー 3.50カナダドル、カフェ・カナディアン(M) 4.75カナダドル(写真右)。

 フランスとサンフランシスコでコーヒーを学んだオーナーが、1996年に小さなカートからスタートしたカフェ。オーガニックやフェアトレードにこだわるコーヒー豆を自家焙煎、抽出したカフェは香り高く風味も豊か。甘くクリーミーなメープル入りのカフェ・カナディアンは一番人気。

Balzac’s(バルザックス)
電話番号 416-207-1709
営業時間 7:00~20:00(日曜 8:00~19:00)
定休日 無休

愛着が湧く一足を手に入れる
● John Fluevog(ジョン・フルーヴォグ)

マドンナなどトップアーティストも愛用。

 ひとつのデザインにつき製造は200足限定、何十年と履き古した靴でもリペアに対応、永遠に持ち続けられるよう子ども靴は作らないと、職人気質なポリシーを掲げる1970年創業のカナダの靴ブランド。シンプルからモードなスタイルまで、誠実な仕事ぶりがうかがえる逸品が揃う。

John Fluevog(ジョン・フルーヴォグ)
電話番号 416-583-1970
営業時間 11:00~19:00(木〜土曜 ~20:00、日曜 ~18:00)
定休日 無休

身近に飾りたくなるアート作品
● Indigena(インディジナ)

クッションカバー 68カナダドル、カレンダー 17.95カナダドルほか。

 イヌイットアートを扱うギフトショップ。博物館に所蔵されている作品のレプリカや、50枚しかプリントしない絵画をまとめたカレンダーとアイテムも豊富。クマやフクロウなど動物をモチーフにした品々は温かみを感じさせる。カナダらしいギフトやお土産を買うには最適な一軒。

Indigena(インディジナ)
電話番号 416-366-3000
営業時間 11:00~19:00(木〜土曜 ~20:00、日曜 ~18:00)
定休日 無休

オリジナル品や一点ものの宝庫
● Distill(ディスティル)

Cokluchのミトングローブ 90カナダドル(写真左)。

 アクセサリーや雑貨、布・ニット製品、洋服と、カナダ人デザイナーが手がけるコレクションを取り扱うクラフトデザインのライフスタイルショップ。若手やブレイク前のアーティストを起用し、センスの良いオリジナル限定品や一点ものが多数。ぜひ覗いてみたい。

Distill(ディスティル)
電話番号 416-304-0033
営業時間 11:00~18:00(クリスマス ~22:00、夏季 ~21:00)
定休日 無休

The Distillery Historic District
(ディスティラリー歴史地区)

所在地 9 Trinity Street, Suite 200, Toronto
電話番号 416-364-1177
営業時間 10:00~17:00(木~土曜 ~20:00、日曜 11:00~18:00) 
定休日 無休 ※店舗により異なる
http://www.thedistillerydistrict.com/

撮影=橋本 篤
取材・文=粂 真美子
コーディネイト=ナウマン優子
地図制作=シーマップ
取材協力=カナダ観光局