1930年代に流行した和洋折衷様式の外観。 エントランス正面では樹齢約1,000年の欅の一枚板が出迎えてくれる。シンボルマークは鋳物で造られ、「IMPERIAL HOTEL KYOTO」の文字には螺鈿細工が施してある。 ホテルエントランスを見守るように置かれた内田鋼一《風神》。向かいに《雷神》も据えられ対をなす。 ホテルエントランスの軒裏は弥栄会館時代のステージ上部の垂れ壁に施されていた麻の葉のデザインをアレンジ。 屋根の意匠も弥栄会館時代のものを再現。「歌」の文字を8つの円が囲む「八ツ団子」模様を瓦に刻んでいる。 弥栄会館の外壁にあったテラコッタがホテル外壁に再利用されている。 外壁タイルも、弥栄会館時代からのものを可能な限り再利用した。 1階に資料コーナーがあり過去の貴重な写真などが見られる。 帝国ホテル2代目本館のテラコッタレリーフを鋳物に置き換えて館内装飾に。 弥栄会館で使われていた階数表示を基にデザインを再構築した「弥栄フォント」。 木のやわらかな曲線が美しい階段。 地下1階プール。壁面を覆うのは岡山県産の北木石。表面に磨きをかけず質感を残した。 “北棟グランドプレミア”は祇園の町並みに馴染む佇まい。畳を配した和風モダン客室は帝国ホテル史上初。床の桜材ほか多種の木材が用いられ質感の違いを楽しめる。 本棟保存エリアの“弥栄スイート”。バルコニーに出ると屋根やテラコッタの壁模様が間近に。 客室のベッドを取り囲むように日本の銘木を配する。 弥栄会館地下食堂を飾った千鳥のモチーフを“生け捕り”し、額装したものがいくつかの客室にあしらってある。 宿泊者ラウンジに掛かる杉本博司《海景》。何にも乱されない水平線を撮った写真作品が空間に開放感と広がりをもたらす。 《海景》に対面するかたちで壁面には杉本博司氏がデザインした松竹図襖絵が。 宿泊者ラウンジの家具はアール・デコ調で統一。 フランス料理「練」のカウンター内で腕をふるう今城浩二料理長。背後には左官のアートワークが。 タイラギ、ホワイトアスパラガスなどを積み重ねた見目麗しい一品。 タイラギを用いたスフレにキャビアをのせる。 オールデイダイニング「弥栄」エントランスを、弥栄会館建造当時流行した南方趣味の芭蕉レリーフ意匠が飾る。 オールデイダイニング「弥栄」の壁面にある川人綾によるペインティング作品。 「弥栄」の壁面を彩る、弥栄会館理事長室にあった花鳥図。 「オールドインペリアルバー」のオリジナルカクテル“マウント比叡”を作る際にはバーテンダーが抹茶を点てる。 日本酒や卵白も入り和の味わいが豊か。 カウンターに座ると見える、町並みの向こうに山々の稜線が広がる様は絵巻物のよう。