航空便は欠航、全島で外出禁止!!
バリ島の元旦「ニュピ」のリゾートライフ

食事はすべてリゾ―ト内。ブッフェや限定メニューを楽しもう

メインレストランの「テラタイ・コーヒーショップ」でいただくブッフェ。

インドネシア料理とインターナショナル料理がずらり。前菜からデザートまで幅広いメニューが用意されている。

 パトラ・ジャサのニュピ宿泊パッケージでは、食事は3食ともにインドネシアとインターナショナル料理のブッフェスタイル。ロビーラウンジでのアフタヌーンティーサービスも含まれています。ホテルの宿泊客全員が、ほぼ同時刻にリゾート内の同じ場所で食事を取るため混雑するのも、ニュピならでは(!?)。席を選んでゆっくりと食事を楽しみたい場合は、極力早めの時間にレストランを訪れたほうがいいかも。

メインレストランの「テラタイ・コーヒーショップ」でいただくブッフェ。ブッフェ開始後30分から1時間でこのとおりの混雑ぶり。ブッフェ開始直後にレストランを訪れて席を確保するのが得策。

一年に一度のニュピの夜の暗闇と静寂

プールサイドから望むクタの海に沈むサンセット。いつもは庭園もプールもライトアップされるが、ニュピの日だけは無灯火。

 ニュピの最大の醍醐味は、日が暮れた後。というのも、かつて、古き良きバリ島を訪れた人が感動した濃密な熱帯の暗闇と満天の星空が広がっているからです。

夜空を見上げては「オリオン座の周りにこんなに星があったなんて！」と感動の声続々。

 リゾート内は客室やレストランなどの建物内は、ほぼ通常通りに照明が使用できますが、庭園やリゾート外部に面した場所は真っ暗に。夕食後にレストランから戻る際やスパ利用の際など、夜間の敷地内の移動は懐中電灯を借りたり、スマホのライト機能を利用するなどして、足元への注意が必要です。また、客室のテレビは視聴できないので、手持ち無沙汰になってしまうゲストのために、夜もアクティビティが用意されます。パトラ・ジャサでは、12時～21時まで、ファミリームービータイムと題した映画鑑賞会が開催されていました。

 一日の終わりに、客室のベランダやヴィラのプライベートガーデンから眺める、人工的な明かりが一切消えたバリ島の夜空。本来の夜の闇と満天の星が輝くニュピの夜は、本当に素晴らしいものでした。

文・撮影＝api-magazine(アピ・マガジン)編集部