天然由来成分を使ったリポフィットが1本8USドルから

 バリ島でテレビを見ていると「すごくキレイ!」と、息を飲むほどの美貌を備えたインドネシア人女優やモデルをよく見かける。日本人の私よりずっと肌も白く、年齢の割に肌にハリのあるのが印象的だ。その理由を探ると、どうやらボトックス、ピーリング、アンチエイジング、痩身などのキーワードが挙がってきた。

 バリ島のスパトリートメントと言えば、強めストロークのバリニーズマッサージ、ターメリックやお米を混ぜて作るスクラブやアロエ成分のクリームバスなど、昔ながらの伝統レシピや、オーガニックなメニューをイメージする。しかし、この1年で最新美容トリートメントを売りにするスパやサロンがバリ島内に劇的に増えた。バリ島在住の欧米人や旅行者はもちろん、地元インドネシア人女性からの関心も驚くほど高いのだ。

「ナノ・フィロソフィー」では3部屋の施術ルームがある。スミニャックの一等地とあってアクセスもしやすい。

 なかでも今、最もホットなのが、ジャカルタで多くの芸能人を顧客にもつ「ナノ・フィロソフィー」。ヨーロッパ、マレーシア、香港、中国などに店舗を展開し、目的に合った的確かつ確実な施術が受けられると評判で、バリ島には2013年7月に初上陸。医師&看護師のもと、日本の技術を使用し、プロダクトはすべて天然のオーガニックと、安心感が話題の美容サロンだ。

実際に体験したapi-magazine編集部スタッフの施術前とその後。二重あごがスッキリと小さくなった印象に……。

 メニューも、およそ1秒1000回の高周波を与えて皮下組織の代謝をアップさせるマッサージや、細胞セラピーなどさまざま。なかでも気軽に受けられると人気なのが、リポフィットだ。1本8USドル(約815円)とお得で、平均的に1回の施術につき20本あたり打つそう。もちろん、施術前は皮膚のパッチテストで反応を確認する。注入する成分は脂肪の代謝を上げるアミノ酸とビタミンBという身体に刺激が少ない天然由来成分を使用。代謝をアップさせることで脂肪細胞を燃焼し、数を減らしてしまう。実際にapi-magazine編集部スタッフが体験したが、施術後は顔がポカポカ熱くなり3日後にはほっぺたがスッキリしたそう。施術当日に化粧も可能なのがうれしい。

※ただし、フェイシャルマッサージやサウナ、汗をかく運動は3日間控えなければならない。

文・撮影=api-magazine(アピ・マガジン)編集部