古くからハンドメイドの雑貨づくりが盛んだったバリ島。最近では、インドネシア国内はもちろんのこと、オーストラリアやイギリスをはじめとした海外出身のアーティストがコンセプトやデザインを手がけ、島内の各地に点在する工房で手仕事を守り続けている職人さんたちが制作を担当して完成させた、おしゃれな“メイド・イン・バリ”も増えている。

 これまでのバリ雑貨と比べると値段は決してリーズナブルといえないものも多いが、どこか素朴なバリらしさも感じさせるアイテムたちは、まさにこの島で出会いたい逸品ばかり。お気に入りを探し歩くのも、バリでの楽しい過ごし方といえそうだ。

» 第1回 キュートなインテリア雑貨が豊富 「Hobo」
» 第3回 ライフスタイルアイテムならここ! 「Carga」
» 第4回 可愛いバティック専門店 「Pithecanthropus」

◆Toko Emporium (トコ・エンポリウム)

南の島らしいデザインが魅力的

 2013年にオープンした個性的なファッションアイテムが揃うセレクトショップ。

フォークロアテイストな貝殻ポーチ Rp870,000、財布 Rp380,000
左:ヤシ科の植物、ラフィア編みのトートバッグ Rp450,000
右:水牛の骨から作ったブッダ・ピアス Rp250,000

 バリ島やロンボク島で活躍しているアーティストのものが中心で、貝殻をアクセントに取り入れたポーチや、ラフィアで編んだトートバッグなど、南の島らしいアイテムが豊富。

ラビットファーのもこもこポンチョ Rp2,500,000

撮影=福知彰子
文=矢野詔次郎