【第3位】あらや滔々庵[石川・山代温泉]
北陸きっての名湯・山代温泉で18代もの歴史を重ね、前田家歴代藩主の湯番頭として湯守りをしてきた「あらや滔々庵」。
宿に入ると、黄金の太陽を背負った豪快なカラスの衝立が出迎える。描いたのは、この地で陶芸に開眼し、加賀の美食と湯を堪能したという北大路魯山人だ。
さらに数々の貴重な作品や魯山人の美の軌跡と交錯するように、館内や客室のあちこちに加賀や北陸と縁のある現代アートが。まるで小さな美術館のようだが無粋な説明書きなどはなく、古今の作品が宿の風景としてしっくりなじんでいる。
