メンバーのおかげで好奇心が芽生えてフッ軽になれた
――今回の写真集は30歳の記念に刊行されます。実際に30歳を迎えてみて、いかがですか? 思い描いていた歳の重ね方ができていますか?
メンバーがいつも一緒にいてくれますし、「行くぜっ!怪盗少女」などは、15年以上ライブのたびに同じ振り付けで歌っているので、ずっと17歳のような気分になることもあります。
でも、30代になって心が大人モードに切り替わったのか、先輩としての立ち振る舞いもできるようになってきました。メンバーの中ではずっと最年少ですが、アイドルフェスなどに参加すると、私が一番最年長ということもあるので。それに心の余裕も生まれてきました。なので、想像通りの30歳になれている気がします。
――デビューした頃と比べて、ご自身が最も変わったと感じるのはどんなところですか?
10代の頃はもっとインドアで、学校の休みの時間は、外に出ずに教室でおしゃべりをしていたいタイプだったんです。でも他のメンバーは、休み時間はドッジボールするような子が多かったので、とても刺激的でした。
海にロケに行くと、みんな飛び込むんですよ。でも私は、海の遊び方を知らなかったので一緒に混ざれずに大人しくしていることが多くて。でも、長年みんなと過ごすうちに海の楽しみ方を分かってきたり、私はレストランに行っても同じものばかり頼むんですが、メンバーは新商品に果敢に挑戦するので、それに影響されて色々なものが食べられるようになったり。みんなのおかげでフッ軽になれましたし、好奇心の種をたくさん植えてもらえました。
20代から30代の変化で一番大きいのは、今回の写真集のようにアイドルとしてだけではない一面もファンの方に安心して見せられるようになったことですね。ファンの方たちとの信頼関係を築けたので、お酒を飲んでいる写真を見せても、大丈夫だという自信がつきました。
もちろん、ファンの方たちに甘えてばかりじゃダメなんですが、私の色々な一面をもっと知ってもらいたい、こんな話聞いてもらいたいと思うようにもなりました。
俳優さんやモデルさん、アーティストさんなどを応援してらっしゃる方はたくさんいらっしゃいますが、アイドルとファンの方たちとの関係はその中でも特殊だと感じていて。親戚みたいっていうのが近いのかな。アイドルになってよかったと思えるのは、ファンの方たちの存在があるからですね。
これからもライブなどではキラキラの衣装を着てステージに立って、憧れてもらえる存在でありたいと思っているんですが、今回の写真集のように親近感のある「かわいい」も、ファンのみなさんに共有していきたいです。そのときどきに私が思う「かわいい」を一緒に見てもらえたら嬉しいです。
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佐々木彩夏(ささき・あやか)
1996年6月11日生まれ、神奈川県出身。2008年にアイドルグループ・ももいろクローバーに加入。ピンク色担当で、キャッチフレーズは「ももクロのアイドル」。2014年に女性グループ初となる国立競技場でのコンサートを成功させる。2016年から毎年、ソロコンサート「AYAKA NATION」を開催。多岐にわたる活動で注目を集めている。
衣装クレジット
ジャケット・ワンピース/RUIRUEBOUTIQUE(078-855-2153)、ピアス/Vanille(@Vanille_accessory)、ブレスレット/toumin(@_toumin_)、靴・リング/スタイリスト私物

佐々木彩夏1st写真集「ぺろり」
定価 3,850円(税込)
SDP
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