盛岡、花巻、一関とそれぞれの街で気候や食文化は異なれど、それぞれに歓待の精神が継承されている岩手の伝統食。
今なおその“おもてなしの心”を受け継ぐ7軒をご紹介。
「満腹になってほしい」という願いを蕎麦に込める
◆そば処 東家 本店(そばどころ あずまや ほんてん)
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盛岡の料亭「大清水多賀」の支店として、明治40年に創業。
「元々はわんこそばは大食いを競い合うのではなく、蕎麦をたくさん食べてほしいと願う、亭主の思いが形になったもの。
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創業者の土井東吉も『お腹いっぱいは幸せだ』をモットーにしていました」と、高橋さんは語る。客を満足させたいという気持ちは、蕎麦へのこだわりにも繫がる。
「小麦粉の配分を多くし、どなたでも食べやすいよう、やややわらかく仕上げています」
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そば処 東家 本店(そばどころ あずまや ほんてん)
所在地 岩手県盛岡市中ノ橋通1-8-3
フリーダイヤル 0120-733-130
営業時間 11:00~15:00、17:00~18:30 L.O.
定休日 不定休
https://wankosoba.jp/
文=CREA編集部
撮影=橋本 篤