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 フラワーデザイナーの佐藤俊輔さんが一日一花、暮らしが華やぎ、活力をもらえるおすすめの花をナビゲート。今日は、花を飾ってみませんか?

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3月2日の花は「ナノハナ」

 明日3月3日は、江戸幕府公式の祝祭日である五節句の1つ、上巳(じょうし)の節句です。

 華やかなひな祭りに備えて、菜の花を用意しましょう。

 菜の花というとお浸しにして食べる野菜の菜の花を思い浮かべる方も多いと思いますが、切り花でも観賞用の菜の花が花屋さんに並びます。

 鮮やかな黄色い小花と、初々しい黄緑色の葉が本格的な春の訪れを告げてくれます。

 食用とは区別してモダンに飾りたい場合は、葉の部分を取り除いて花を目立たせたり、短めにカットして花だけで飾ったりすると野菜のイメージが払しょくされます。

 菜の花のつぼみはきちんと咲いてくれるので、つぼみが多いものを求めると咲き進んでいく過程を長く楽しめますよ。

 デンマークの陶磁器ブランドのKAHLERからピンクのボーダーの花器が出ていて日本でも人気があります。

 ひな祭りにぴったりな可愛いらしい花器で雰囲気を盛り上げましょう。

【ナノハナの花言葉】快活、初々しい、財産、豊かさ、小さな幸せ
【ナノハナが誕生花の人】2月6日、3月1日、3月10日、3月16日、4月1日生まれ

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佐藤俊輔(さとう しゅんすけ)

フラワーデザイナー。大手百貨店退社後、花の世界へ。2014年モナコ国際親善作品展国内選考会で特別賞を受賞。'17年「女性自身」(光文社)、’19年日本最大級の花材通販「はなどんやアソシエ」にて季節のアレンジメントを連載。’20年から、CREA WEBにて「Playful Flower Life!」連載中。

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今日、花を飾るなら。
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フラワーデザイナーの佐藤俊輔さんが一日一花、暮らしが華やぎ、活力をもらえるおすすめの花をナビゲート。花にまつわるトピックスや飾り方などもあわせて紹介します。今日は、花を飾ってみませんか?

 

2022.03.02(水)
文=佐藤俊輔
イラスト=佐藤弘昌