能登半島の内湾に面した七尾の町を散策。伝統的なろうそく店や自然と共生する美術館など感性を磨く旅へ。

 七尾は、江戸から明治にかけての北前船時代に寄港地として栄えた。約600年の歴史ある商店街の一本杉通りには、その面影が今も残っている。おすすめの6スポットをご紹介。


北陸の食卓を支える名店

◆昆布海産物處 しら井(こんぶかいさんぶつどころ しらい)

 創業90余年の「しら井」は、江戸時代、北前船で北海道との流通が盛んだった歴史を受け継いだ昆布専門店。

 良品を選ぶ目利きの高さが評判で、ケースに並ぶ肉厚で立派な羅臼昆布や利尻昆布などを求め、県内だけでなく富山や岐阜から料理人が買いに来るという。

 北陸は昆布出汁が主流の地域でもあるため、日々の食卓を支える店として地元客も多く訪れる。

 店の厨房でふっくらと炊き上げる昆布巻きや佃煮のほか、日本海の珍味、海産物が揃っているので、ぜひお土産探しに立ち寄ってほしい。

 また、能登の栄養豊かな海の中で育まれたワカメを気軽に味わってもらおうと生まれたのがドライワカメのセット「能登の食べる海藻図鑑」。

 茎はサクサク、めかぶは粘り気があったりと、それぞれ食感が異なり、ヘルシーなおやつとして楽しめる。海の豊かさを実感する品々を存分に味わおう。

昆布海産物處 しら井(こんぶかいさんぶつどころ しらい)

所在地 石川県七尾市一本杉町100
電話番号 0767-53-0589
営業時間 9:00~18:00
定休日 火曜
https://konbuya-shirai.com/

Feature

静寂に輝く美に出合う
海沿いの町、七尾へ

Photographs=Atsushi Hashimoto

この記事の掲載号

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