乗船しなければ味わえない景色がたくさん

◆No.5 「Frame」…ベイブリッジとみなとみらいの街並み

 横浜港の象徴であるベイブリッジと横浜みなとみらいの街並みが同時に見える絶景ポイント。ベイブリッジが二層構造になっているのもよくわかります。ちなみに上が有料の高速道路首都高湾岸線、下は無料の国道357号線です。

◆No.6 「LightHouse」…赤灯台

 次のポイントはフォトジェニックな「赤灯台」です。イギリス人技師のH.Sパーマーが設計したもので、1896年竣工の横浜港内で最も歴史のある灯台。対となる「白灯台」もあったそうですが、現在は「氷川丸」の横に設置されています。

 余談ながら、連日元町方面から渡し舟がきて釣り人が現れるスポットでもあるそう。ちなみにクロダイ、スズキ、太刀魚などが釣れるのだとか。

◆No.7 「Panorama」…パノラマベイエリア

 ベイエリアに360度包まれた感覚を味わえるポイントへ。海からならではの横浜港の全景を一望することができ、テンションが上がります。

◆No.8 ※「LadyLuck」(3〜5便目のみ)…幸運の女神「女神像みちびき」

 インターコンチネンタルホテル近くまで行く「ゆったり! ベイブリッジみなとみらいコース」では、ホテル上部のスペースに羽を大きく広げた女神像がお目見え。船から見上げると「幸せになれる」「願いごとをするとその願いは叶う」「恋が成就する」などと噂される幸運の女神「女神像みちびき」を見ることができるので、見上げてぜひ願いごとを!

◆おまけ:横浜ノース・ドッグ(瑞穂埠頭)

 一般の人が立ち入ることができない在日アメリカ軍の港湾施設も船上から眺めることができます。高さ180メートル、観覧車より大きい「ハマウィング」という愛称で親しまれている風力発電所も存在しています。


 今までとは違う横浜の魅力を満喫できる「赤レンガcafeクルーズ」で、海上のティータイム。ちょっとした特別な気分も味わえ、密を避けたアクティビティとしてもおすすめです。

赤レンガcafé クルーズ

電話番号 045-290-8377(要事前予約)
出航時間 10:30便、11:30便、13:30便、14:30便、15:30便
※運航日はホームページをご確認ください
https://www.yokohama-cruise.com/

2021.12.18(土)
文・写真=大嶋律子