ラジオを楽しむための8つのTIPS

●TIPS1 まずはアプリをダウンロード

 ラジオはスマホやPCでも聴ける。民放は「radiko」、NHKラジオは「らじる★らじる」のアプリをダウンロードしよう。radikoは有料会員(月額385円)になれば全国の番組が聴ける。いずれも高音質で楽しめ、バックグラウンド再生も可。

●TIPS2 好きな芸人アーティストアイドルから

 まずは推しの番組を聴くことから。radikoの検索窓で検索すると放送局や放送日時が一目瞭然。テレビなどでは知らなかった素顔に、ますます愛が深まりそう。また、推しがゲスト出演した番組から、そのラジオ番組にハマるケースも多い。

●TIPS3 リアルタイム以外にも聴くチャンスが

 radikoもらじる★らじるも聴き逃し配信を行っている。radikoは放送から1週間、らじる★らじるも一部の番組の聴き逃し配信を実施。さらにラジオクラウドやポッドキャストで過去の回をまとめて配信している番組もあるのでチェック!

●TIPS4 番組のSNSをフォローして情報を得る

 ラジオ局や番組のSNSの公式アカウントをフォローしておくと、その日の投稿テーマやコーナーの内容、プレゼント情報、ゲストの出演情報などが分かる。番組によってはスタジオで撮ったオリジナルの写真もアップされる。

●TIPS5 スキマ時間を活用して“聴く”時間を

 家事をしながら、移動しながら、仕事の合間に聴くといった具合に時間を有効に使える。家事中はコレ、入浴中はコレ、通勤途中、休憩時間、寝る前など、シチュエーションにマッチした番組を決めておいて聴くのもおすすめ。

●TIPS6 好きな番組のハッシュタグを辿って楽しむ

 ラジオはツイッターとの相性が良い。好きな番組のハッシュタグを辿っていくと同じ番組のファンを見つけることができて、ほかのリスナーのリアクションも楽しめる。自分もツイートをすればほかの人に「いいね」を押されて、一体感!

●TIPS7 メールを送ってドキドキ感を味わう

 メールを送ったときのドキドキ感や読まれたときの感動は味わった人にしか分からないもの。まずは勇気を出してメールで参加してみよう。ただし、ボツになったからといってあまり落胆せず「読まれたらラッキー」くらいの気持ちで。

●TIPS8 好きな番組のスタッフの番組もチェック

 ラジオにハマっている人のなかには番組公式のほかに、スタッフや放送作家のSNSのアカウントをフォローしている人も多く、舞台裏が垣間見えて楽しい。「このプロデューサーが手がける番組なら面白いはず」と聴く番組を選ぶ人も。

●お話を聞いたのは……

佐久間宣行(さくま・のぶゆき)さん
テレビプロデューサー

1975年生まれ、福島県出身。「オールナイトニッポン0(ZERO)」のパーソナリティを務めるほか、著書に『普通のサラリーマン、ラジオパーソナリティになる』(扶桑社)など。YouTubeチャンネル「佐久間宣行のNOBROCK TV」もスタート。

やきそばかおるさん
ラジオコラムニスト

1975年生まれ、山口県出身。ラジオレコメンダーとしてインタビュー、執筆するほか「やきそばかおるのラジオコンシェルジュ」(渋谷のラジオ)、「やきそばかおるの月刊ラジオクラウド」(ラジオクラウド)などからも自らラジオの情報を発信。

2021.09.07(火)
Text=Kaoru Yakisoba
Illustrations=Yu Fukagawa

CREA 2021年秋号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。

この記事の掲載号

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