牡牛座

4月20日~5月20日生まれ

“Give yourself a bit hard goal.”
「少しばかりハードな目標を自分に課してみよう」


 2020年は全世界が新型コロナウィルスに翻弄され、先が読めない不安と戦わざるを得ない状況にありました。しかし年末に大きな星の動きがあり、2021年の牡牛座には最強の仕事運が待ち受けています。

 とはいえ「結果を出せ」と上からプレッシャーをかけられ、仕事で重圧を感じることも多いようです。「どこが最強の仕事運なの?」と心折れそうになることもしばしばあります。この運気の波に乗るには大きな発想の転換が必要です。

 実は自由と革命の星・天王星が2019年から2026年まで、なんと約7年間も牡牛座に留まり、「安全であることにしがみついていないで、今までの自分を超えていけ」とあなたに檄(ゲキ)を飛ばしているのです。

 その予感を感じつつも見て見ないふりをしていた人は、コロナ禍が現実を大きく変えるキッカケをくれたかもしれません。2021年はこの自由で少々過激な惑星の力を借りて、約5年計画で仕事の新しい方向性を定める最良の年になります。少しハードな目標を立て、自分を追い込んでみましょう。

 才能ある若者と経験を積んだ年長者の知恵を借りると、物事は一気に動き出します。生活費を稼ぐ仕事と、生涯を通じて取り組みたい仕事を分けて考えてもよいのです。前者を続けながら、後者を長期計画で育てていくもよし。また思い切って生活のための仕事を減らし、専門家や職人の門戸を叩き、弟子入りを願い出るのもよいでしょう。

 例年に比べて体に負担がかかるので、定期的なボディメンテナンスを怠らないように。乾燥が続く春先までは、特にノドを労わるように気をつけましょう。

 4月の声を聞くまで全力疾走したら、小休止です。4月後半には金星が牡牛座に入り、恋愛面で動きがありそうです。恋が人生を大きく変えてくれるとの暗示も。交際期間が短い方が、結婚や一緒に暮らす決断を下せます。

◆起こすべきアクション

あなたが「これをやっておけば安全、安心」と思っていることを疑ってみる。つまりあなたの中の“安心神話”を崩すことで、新しいステージに上れそうな予感。これは形から入る自分革命。少し冒険してみませんか。

◆2021年のラッキーデー

5/12

2021.01.01(金)
文=岡本翔子
イラストレーション=INEMOUSE

CREA 2021年1月号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。

この記事の掲載号

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思いもかけない日々となった2020年。いつもと違う毎日のなかで新しい習慣ともなんとか付き合ったり、戸惑うこともあったと思います。思い通りに会えない日々が続いても、贈りものという形で気持ちを届けたい――。誰もが頑張った一年と、新しい明日に贈る、感謝とご褒美、ときどきエール。いろいろな想いをギフトにして届けます。