水瓶座

1月20日~2月18日生まれ

“I never lose. I either win or learn.”
「私は決して負けない。勝つか、学ぶかどちらかだ」


 2020年の終わりに天の水瓶座で木星と土星の会合が起こり、占星術では世界的なパラダイムシフトが起こると予測しています。(*パラダイムシフトとは、今までその時代や分野において“当然のこと”と考えられていた認識や思想、社会全体の価値観などが、劇的に変化することを言います)

 その影響を最も色濃く受けるのが水瓶座です。2021年は、よくも悪くも水瓶座が注目される年。それを意識して1年間過ごしてください。

 仕事や生活、人間関係には変化や驚きが多いでしょう。現在の仕事や地位、資産などにしがみついていると、新しい時代の波に乗るのは難しいかもしれません。一見、不幸な出来事があなた自身を開放するきっかけになるという、実に興味深い1年です。

 お遊び的な星占いだったら「12年に一度の幸運期です!」と、高らかに宣言したいところですが、世界は依然、未知の感染症との闘いに明け暮れています。それでも誕生日前後には、人生を好転させる兆しがあるはずです。

 目前に2つの道があり選択を迫られたら、自由になれる方を選ぶのが正解です。極端な話、仕事を辞めて長期的な休暇を取る、また結婚で別の地域に移り住むなどという英断もありなのです。

 このメッセージは生涯を通じて反アパルトヘイト運動に取り組んだ南アフリカ共和国の大統領、ネルソン・マンデラが残した言葉です。もし何かを断念せざるを得なくなっても、それはきっと「負け」ではなく「学び」です。後になって「2021年は自分史上、最も印象深い年だったな」と回想できるよう、人生に鮮やかな軌跡を残してほしいものです。

 恋愛面で意識したいのは、ジェンダーフリーという考え方。新しい出会いにも恵まれる1年です。男女の役割分担にこだわらない、新しい愛のカタチを見つけていきましょう。

◆起こすべきアクション

どの星座よりも水瓶座が注目を浴びる年。周りの人があなたに抱いている印象を少し変えてみる。「最近イメージ変わった?」と言われるように、髪形やメイク、ファッションをマイナーチェンジすると幸運をキャッチできるでしょう。

◆2021年のラッキーデー

2/12

2021.01.01(金)
文=岡本翔子
イラストレーション=INEMOUSE

CREA 2021年1月号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。

この記事の掲載号

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思いもかけない日々となった2020年。いつもと違う毎日のなかで新しい習慣ともなんとか付き合ったり、戸惑うこともあったと思います。思い通りに会えない日々が続いても、贈りものという形で気持ちを届けたい――。誰もが頑張った一年と、新しい明日に贈る、感謝とご褒美、ときどきエール。いろいろな想いをギフトにして届けます。