(3ページ目)あの“ジョゼ虎”がアニメ映画に！中川大志「等身大の声で演じました」

これまではアウトドアばかりだったのですが、初めて家での趣味ができました(笑)

――中川さんは、釣りやカメラなど多趣味で有名です。最近、何かはまったものはありますか？

　今年、ゲームをやるようになりました。これまではアウトドアばかりだったのですが、(コロナ禍で)家にいる時間も多かったので、初めて家での趣味ができました(笑)。

　友達と通信しながらオンラインゲームをやっています。前から誘ってもらっていたのですが、なかなか踏み出せずにいて、とうとう始めました。でも、全然強くないんです(笑)。

©2020 Seiko Tanabe/ KADOKAWA/ Josee Project

――アニメ映画『ジョゼと虎と魚たち』にはダイビングシーンがあり、海のなかの夢のようにキラキラした美しい風景がたくさん出てきます。中川さんはダイビングは？

　海のシーンは本当にきれいでしたよね！　ダイビングはたしか1回だけやったことがあります。

　でも、免許も必要なので、それっきりでしたね……。(小声で)あまり泳ぎが得意じゃなくて(笑)。海の上で釣りをしているほうが好きです。

中川大志(なかがわ・たいし)

1998年生まれ、東京都出身。2009年に俳優デビュー。11年にドラマ「家政婦のミタ」(日本テレビ)で注目を浴びる。19年に出演した映画『坂道のアポロン』『覚悟はいいか、そこの女子。』にて第42回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。最近の主な出演ドラマに「花のち晴れ～花男 Next Season～」(18 TBS)、「なつぞら」(19 NHK)、「親バカ青春白書」(20 日本テレビ)など。21年1月2日に正月時代劇「ライジング若冲天才かく覚醒せり」(NHK/BS4K)に出演予定。「LIFE！人生に捧げるコント」(NHK)に不定期出演中。映画『砕け散るところを見せてあげる』が 21年4月9日(金)全国公開。映画『犬部！』が21年公開予定。

アニメ映画『ジョゼと虎と魚たち』

ダイビングショップでアルバイトをしながら、海洋生物学を学んでいる大学生の恒夫(中川大志)。メキシコにしか生息しない幻の魚を見ることを夢見て、懸命にお金を貯めている。ある日、坂道を転がり落ちてくる車椅子に出くわし、すんでのところで女性を助ける。女性の名は自称「ジョゼ」(清原果耶)。子供のころから車椅子生活で、読書と絵を描くことが趣味。外の世界に憧れているが、祖母と二人暮らしで自由がきかず、憎まれ口ばかり叩いていた。祖母は恒夫に、アルバイトとして、ジョゼの注文をきき、彼女の相手をしてくれないかと持ちかける。そうして、ジョゼの「管理人」としての恒夫の生活がはじまった。

監督：タムラコータロー
脚本：桑村さや香
原作：田辺聖子『ジョゼと虎と魚たち』(角川文庫)
アニメーション制作：ボンズ
声の出演：中川大志、清原果耶ほか
2020年12月25日(金)ロードショー
https://joseetora.jp/

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