今オシャレな人とそうでない人の差は未来に通じる差に!

 そして忘れてはいけないのが、目立つほどオシャレな人の存在感。際立つセンスは、マスク時代ほど直接的に周囲を魅了することになるのだろう。例えば、エイミー・ソング。オシャレ好きが高じてInstagramから大スターになった人だが、オシャレの天才は、マスクをすればなお天才。余計にリアルにセンスを評価される。

 今街で目立つのはマスクのハンディがありながら、それを逆手にとったオシャレ表現を知っている人たち。オシャレな人とオシャレでない人に決定的な差がついてしまう時代と言ってもいい。未来に続くほどの。今こそ、オシャレはそっくり生きるエネルギーに見え、生命力や創造力に見える。

 マスクに加えリモートワークが常識になって、オシャレ欲がすっかり減退した人、もう何でもいいやと投げている人も多いなか、だから逆に改めてオシャレ元年とも言えるわけで、今本気でオシャレをする人は、理屈抜きで元気に見える。やる気満々に見える。ついでにデキる女に見える。今こそ、意識して目立つオシャレをするべき時なのだ。

 メイクも同じ。ナチュラルでありながらパワフルなアイメイクを心がけるだけで、今だから余計に生き生き元気に見える。色と色のやわらかなハーモニーと、上向きのまつ毛が鍵。

 この2つがあれば無表情に見えがちなマスク顔もパッと明るく生命感がほとばしる。そこでこの秋また色と質感が進化した世紀のアイシャドウ、ディオールのサンク クルールを主役にしてほしい。

 絶妙な色のハーモニー、ナチュラルなのにパワフルとはまさにこのこと。

 一方のスキンケアは、肌を強くしながらも輝くような華やかな肌を導くためのロクシタンのイモーテル ディヴァイン。

 摘み取った後も美しい色を保ち、鮮やかな生命力を見せる永久花、イモーテルの恵みをたっぷりと取り込んだエイジングケアが今秋進化。単に若さを取り戻すだけでない、パッと目を惹く人だけの輝きをもたらしてくれる。

 特にオーバーナイトでマスクのように使うセラム、お手入れの最初に導入美容液として使うオイル……ユニークなアイテムがストレスも取り去ってくれるはず。

 ともかく当面続きそうなマスク生活の真っ只中でも、最大限に存在を輝かせる多面的提案、どこからでもぜひ!

パルファン・クリスチャン・ディオール

電話番号 03-3239-0618
https://www.dior.com/


ロクシタンジャポン

電話番号 0570-66-6940
https://jp.loccitane.com/

齋藤 薫 (さいとう かおる)

女性誌編集者を経て美容ジャーナリスト/エッセイストに。女性誌で多数の連載を持つほか、美容記事の企画、化粧品の開発・アドバイザーなど幅広く活躍。『“一生美人”力』(朝日新聞出版)、『されど“男”は愛おしい』(講談社)など、著書多数。

Column

齋藤 薫 “風の時代”の美容学

美容記事の企画、化粧品の開発・アドバイザーなど幅広く活躍する、美容ジャーナリスト・齋藤薫が「今月注目する“アイテム”と“ブランド”」。

2020.10.19(月)
文=齋藤 薫

CREA 2020年11・12月合併号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。

この記事の掲載号

きれいな人がしてること。

CREA 2020年11・12月合併号

揺らがない自分でいるための習慣&コスメ
きれいな人がしてること。

定価820円

様々な業界で活躍する人たちの人生を支えてきた習慣とは? 大切にしている美の価値観とは? 時に悩みながらも、美容を通して“自分らしさ”に真摯に向き合ってきた“あの人”に取材。そこから見えてきたのは、揺らがない自分でいるための美容でした。