スリランカに旅をする理由といえば、アーユル・ヴェーダ、紅茶やカレー、そして特に最近人気を集めているキーワード、「バワ建築」だ。

 バワ建築とは、建築家、ジェフリー・バワがスリランカのあちこちに作った独創的な数々の建築物を指す。

 トロピカル・モダニズム、熱帯建築などとも呼ばれ、世界中にファンが多い。今回はおすすめのバワ建築を5棟ご紹介。


建築家「ジェフリー・バワ」の理想郷

◆Lunuganga(ルヌガンガ)

建築家、ジェフリー・バワの理想郷、ルヌガンガには外、中、そのどちらでもない場所にちょっと座る場所がある。

 ジェフリー・バワが理想郷として作り始め、人生の最期を過ごした場所。

今はホテルとして営業しているルヌガンガ。バワの邸宅に招かれた気分になる、おもてなしの宿だ。
インフィニティプールの発想はこの景色から生まれたという。

 正面に壁がなく、庭にいるようにオープンなダイニングをはじめ、あちこちにバワ自身がくつろいだスポットが現存。

陰と陽、このメリハリがバワ建築の神髄でもある。
2人で座ると自然に向き合って座ることになるため「ラブチェア」と呼ばれている。

 愛する人と座れば向き合って、語り合える「ラブチェア」もバワの作品だ。

天然のツルで作成したブーケを被る男性の像。

 彼が愛した美しい男性の像も多く、湖のほとりには立像があり、幻想的な雰囲気が漂う。

牧歌的でゆったりとした時間の流れるルヌガンガ。

Lunuganga(ルヌガンガ)

所在地 Lunuganga Country Estate, Dedduwa, Bentota, Sri Lanka
電話番号 077-7252271
客室数 6室
料金 ゲストスイート・メインバンガロー 275USドル~、ザ・ギャラリースタジオスイート 275USドル~
http://www.lunuganga.com/

スリランカ民主社会主義共和国

時差 −3時間30分
電話 (国番号):+94
通貨 100スリランカ・ルピー≒¥57.10円
交通 空路で東京からコロンボまで約10時間
※掲載のデータはすべて2020年9月4日(金)雑誌発売時のものです

Feature

自然と建物が溶け合う
バワ建築の庭を巡る

Text=Mei Hojo
Photographs=Nao Shimizu
Cooperation=PINK INC.

この記事の掲載号

庭園に遊ぶ

CREA Traveller 2020年秋号

深緑に抱かれ深呼吸!
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定価1,350円 (税込)

詳しくは
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※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在は異なる場合があります。