スペインの最西部、ガリシアの豊かな食材。

 そのおいしさは「スペイン産」としてではなく、「ガリシア産」として国内では名が知られています。

 そこに、洗練の技をプラスしたレストランやお店あり! ぜひ訪れたい、選りすぐりの4軒ご紹介します。


アイディアが楽しいミシュラン店

●Casa Marcelo(カサ・マルセロ)

薄切りポテトのポロネギ風にイベリコ豚の脂と卵黄のソースを絡めたリッチな一品。11.95ユーロ。

 大聖堂から徒歩2分、ガリシア地方で最も影響力のあるシェフといわれる、マルセロ・テヘドールの店。

ローズマリーの煙で燻したアジは、醬油ベースのソースとの相性が最高。14.95ユーロ。

 新しいアイディアを次々と自身の料理やレストランのスタイルに投影させていくことで知られ、スペインで初めてデグスタシオン・メニューを採用したシェフでもある。

“アンコウの煮込み、トムカーガイ・ソース” 22ユーロ。

 現在、ガリシア地方で注目されている若手シェフの多くが、彼のもとで修業を積んだ、マルセロ・チルドレンだ。

ヘッドシェフのマルティン・バスケス(右端)をはじめ若手シェフたちがウェイターを兼務。

 マルセロの総指揮のもとで、料理全般を任されているのは、ヘッド・シェフのマルティン・バスケス。メニューにあるものだけでなく、好みを伝えればお客に合わせた料理を作ってくれる。

カジュアルな長テーブル・スタイル。

 マルセロ自身は、2019年年末には同通りの25番地にアジア料理の店もオープン。

外観。

 日本から業務用の餃子焼き機を輸入するなど、チャレンジは留まるところを知らず、目が離せない。

Casa Marcelo(カサ・マルセロ)

所在地 Rúa das Hortas, 1, Santiago de Compostela, A Coruña, Galicia
電話番号 981-558-580
営業時間 13:30~と15:00~、20:30~と22:30~の入れ替え制
定休日 月・日曜
※7名以下の予約は不可。
http://www.casamarcelo.net/

Feature

スペインの最果て
豊潤の地 ガリシアを巡る

Text=Kazuyo Yasuda(KRess Europe)
Photo=Atsushi Hashimoto
Coordination=Terumi Moriya

この記事の掲載号

まだ見ぬスペインへ

CREA Traveller 2020年春号

まだ見ぬスペインへ

定価1,350円 (税込)

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CREA Traveller 2020年春号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在は異なる場合があります。