フリーランスや中小企業の経営者向けの対策まとめ

■事業者向けの経済対策

  対象 内容
持続化給付金 事業収入が前年同月比50%以上減少した
個人事業主
前年度の事業収入からの減少額を給付(上限100万円)
事業収入が前年同月比50%以上減少した
中堅・中小企業
前年度の事業収入からの減少額を給付(上限200万円)
雇用調整助成金の特例の拡充 新型コロナウイルス感染症の
影響を受ける事業主
助成率を引き上げ、雇用保険被保険者でない
労働者も対象

 ライター業などのフリーランスやマイクロ法人を作って小さな会社を経営している人なども今回の新型コロナウイルスによって多大な影響を受けたでしょう。

 事業をしていて収入が半減した人には、上限200万円(フリーランスの場合は上限100万円)の持続化給付金があります。

 事業収入が前年同月比50%減少した中堅・中小企業(個人事業主)は、前年度の事業収入からの減少額を申請することによって給付を受けます。

 ポイントとしては国が自動的に計算をして振り込んでくれるのではなく、自分で収入の証明をしたり、申請をしたりしなければならないということです。

 ただ、非常に大きな金額で対象範囲が広いために、事業をしている人はぜひ活用をしたいところです。

 また、雇用調整助成金の特例の拡充がされました。

 ANAなども活用していますが、新型コロナウイルス感染症の影響を受ける事業主が助成を受けることができます。

●持続化給付金の窓口

中小企業 金融・給付金相談窓口 0570-783183(9:00~17:00)
https://www.meti.go.jp/covid-19/pdf/kyufukin.pdf

2020.04.25(土)
文=花輪陽子