続々と誕生するアートスポットで
五感ストレッチ!

 世界の注目を浴びながら、拡大を続けている釜山のアートシーン。歴史ある美術館から新進のギャラリーまで、見どころは尽きない。

 最先端施設では「アートを体験」させる次世代型の展示も刺激的だ。


直島に続き第二の
李禹煥美術館がオープン

●釜山市立美術館

 2,700点におよぶ国内外の近・現代美術を所蔵し、釜山のアートシーンを牽引する公立美術館。

代表的な《対話》シリーズから2点を選び、壁面と床面にレイアウト。空間全体が一つの作品となっている。李禹煥 2015年作。

 チーフキュレーターのチョン・ジョンヒョさんによれば、デザインと建築のコラボレーション、釜山に由来する作家の企画展、韓国の歴史に光を当てる特別展の取り組みなども積極的に行われているという。

環境に配慮して設計された本館に接するアートガーデン。

 敷地内には近年、李禹煥が自ら設計を手がけた個人美術館「スペース・イ・ウファン」も誕生。

スペース・イ・ウファンの全景。
李禹煥《関係項-狭き門》2015年作。展示作品は随時、入れ替わる。

 2020年には中国の現代美術、東京の森美術館より世界を巡回する塩田千春のインスタレーションが展示される予定だ。

釜山市立美術館
[부산시립미술관/プサンシリプミスルグァン]

所在地 釜山広域市海雲台区APEC路58
電話番号 051 744 2602
開館時間 10:00~18:00(本館のみ金・土曜 10:00~21:00、最終入館は閉館1時間前)
休館日 月曜(祝日の場合は翌火曜)
入館料 無料(展示により有料)
http://art.busan.go.kr/jap/index.jsp

Text=Masami Uwabo
Photo=Asami Enomoto
Coordination=Shinhae Song(TANO International)
Cooperation=Korea Tourism Organization

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