2~3時間経ったものは出さない
こだわりのタピオカドリンク

 真っ白な壁に「春」の字が印象的な「春陽茶事」は、中と洋のエッセンスをミックスした空間が魅力的なドリンクスタンド。

 足元に敷いたタイル1枚1枚にまでこだわってデザインされたそうです。

 現在台湾に39店舗、アメリカやカナダ、中国、マレーシアなどにも進出しており、台湾で注目されているドリンクスタンドのひとつ。

 こちらの店も使用する茶葉はすべて台湾産で、花蓮、鹿谷(南投)など台湾各地から厳選されたもの。さらにミルクや砂糖までもすべて台湾産を使用しています。

 タピオカは黒糖で75分かけてじっくり煮込まれ、1日約4回はタピオカを煮込む作業が繰り返されているのだそう。

 しかも完成から2~3時間経過したタピオカはお客様には提供しないとのこと。そのこだわりは実際に口にすれば、すぐに納得できます。

 「黑糖珍珠鮮奶(黒糖タピオカミルクティー) L 65元」は、氷や甘さのカスタマイズはできませんが、パーフェクトな完成度に驚くこと間違いなし。

 ストローでタピオカを吸い上げた瞬間黒糖の香りが口いっぱいに広がり、一口飲めば人気の理由に納得出来ます。 

 「布丁烏龍鮮奶(プリン入りミルクウーロン茶) L 65元」は、プラス5元でタピオカのトッピングが可能。

 台湾では不動の人気である「統一」という食品メーカーのプリンが丸ごと1個入っており、上質なウーロン茶が芳醇な香りを放っています。

 こちらは甘さや氷の調整も可能ですので、甘い物が得意でない方は、無糖あるいは微微糖(2分糖)でオーダーするのをおすすめします。

 なおドリンクは非常にボリューミーですので、Mサイズをシェアして、さらにほかのさまざまな味もお楽しみください。

春陽茶事 信義大安店

所在地 台北市大安區信義路三段192號
電話番号 02-2707-1166
営業時間 10:00~22:00
アクセス MRT大安駅3番出口から徒歩約1分
https://chunyangtea.com/

2019.12.24(火)
文・撮影=矢作晃之