レンジャーと一緒に
コモドドラゴンを探索

 状況によっては干潮時、大海にぽつんと出現する砂州「タカマカサール」にも上陸します。砂州は刻々と形を変え、干潮のピークを超えると、みるみるうちに水面が上がってきます。まるで、呼吸をしているよう。

 そして、このツアーのハイライトがリンチャ島のコモドドラゴン。レンジャーと一緒に島内を散策し、体長平均3メートル、体重およそ90キロの世界でいちばん巨大なトカゲを探します。

 レンジャーと歩き出して、入口近くの食堂前でごろごろしている数頭のコモドドラゴンを発見。彼らは抜群の嗅覚を持ち、食べ物の匂いにつられて集まるのだとか。

 それにしても、コモドドラゴンはマイペース。周囲で人間たちがスマホをかざして写真を撮っても、横目さえ動かしません。ぼーっとしている姿は、まるで時間が止まったかのよう。それでいて、たまにペロッと舌を出したりもします。

 島の奥地へ入っていくと、草むらに人だかりができていました。そこに並んで寝ている2匹のコモドドラゴンを発見!

 レンジャーによると、なんと、交尾の最中だとか!

 交尾自体は珍しいことではないけれど、隠れもしないで公然と行うのは普通ではない、とのこと。うーん、茂みまでがまんできなかったか。

 3年を経て再訪したコモド国立公園は、大冒険がお気軽に、優雅にできるようになっていました。

コモド国立公園

●アクセス バリ島から国内線でフローレス島の西端ラブハンバジョへ約1時間20分。コモド国立公園へはラブハンバジョから1時間~1時間30分
●おすすめステイ先
アヤナ コモド リゾート ワエチチュ ビーチ
https://www.ayana.com/ja/labuan-bajo/ayana-komodo

古関千恵子 (こせき ちえこ)

リゾートやダイビング、エコなど海にまつわる出来事にフォーカスしたビーチライター。“仕事でビーチへ、締め切り明けもビーチへ”をループすること1/4世紀あまり。
●オフィシャルサイト https://www.chieko-koseki.com/

Column

古関千恵子の世界極楽ビーチ百景

一口でビーチと言っても、タイプはさまざま。この広い世界に同じ風景は一つとして存在しないし、何と言っても地球の7割は海。つまり、その数は無尽蔵ってこと? 今まで津々浦々の海岸を訪れてきたビーチライター・古関千恵子さんが、至福のビーチを厳選してご紹介します!

2019.12.14(土)
文・撮影=古関千恵子