最先端ホテル「W上海－外灘」で
近未来都市の美しい夜景を独占せよ！

客室から望む上海の風景を
昼も夜も堪能し続けたい

客室の95％が浦東ビュー。ライトは気分によってチョイスでき、七色に変化するパターンも。

 客室は374。ほとんど全室から浦東の近未来的な景色を望み、特に夜空に光が乱反射するスカイラインは圧巻。昼の運河をゆく貨物船の群れも、時間を忘れて見入ってしまう。この眺めにも、実はひと工夫がされている。

「客室で大切にしているのは、景色です。上空から見ると建物のシルエットがジェリービーンズのような形をしていて、客室の窓が黄浦江の方に張り出すようになっているんです。客室の扉から入って、フルハイトな窓から川の眺めがパノラミックに開けるデザインになっています。

左：バスルームはポップな印象。
右：アメニティはニューヨークのブリス。

 ウッドを多用することで、落着きのある雰囲気づくりも意識しています。川の眺めを愛でながら、窓べりのソファで横になる、自分でカクテルを作るなど、くつろぎの時間を楽しむ。シティにありながら、エスケープできる場所になっています」

 ベッドの上には、小籠包と箸をモチーフにしたクッションが。やはりWホテル、遊び心は天下一品だ。

2017年9月21日にオフィシャルオープン。この日はお祝いに2000人のゲストが駆け付けた。

古関千恵子 (こせき ちえこ)
リゾートやダイビング、エコなど海にまつわる出来事にフォーカスしたビーチライター。“仕事でビーチへ、締め切り明けもビーチへ”をループすること1/4世紀あまり。世界各国のビーチを紹介する「世界のビーチガイド」で、日々ニュースを発信中。
「世界のビーチガイド」 http://www.world-beach-guide.com/

文・撮影＝古関千恵子