伊東温泉に新しい「界」が誕生!
●星野リゾート 界 アンジン
“鯛のうしお汁朝食”
2017年4月13日、伊東温泉に新たな「界」が誕生する。それが、船旅気分を楽しむ温泉宿「星野リゾート 界 アンジン」。江戸時代初期に徳川幕府に仕え、日本初の西洋式帆船を造船した英国人航海士ウィリアム・アダムス、日本名・三浦按針(あんじん)に由来し、随所にマリンアンティークや船旅をテーマにしたアートワークが施された温泉旅館だ。
ここで供されるご当地朝食は“鯛のうしお汁朝食”。鯛の出汁を生かし、塩、醤油、生姜で味付けしたうしお汁は、朝の胃にやさしく染みる。
星野リゾート 界 アンジン
所在地 静岡県伊東市渚町5-12
電話番号 0570-073-011(界予約センター)
http://kai-ryokan.jp/anjin/
●星野リゾート 界 遠州
“煎茶がゆ朝食”
舘山寺温泉の「星野リゾート 界 遠州」のご当地朝食は、“煎茶がゆ朝食”。茶がゆというと西日本ではほうじ茶で炊くことが多いが、日本一のお茶どころ静岡ならではのさまざまなお茶の楽しみ方を提案しているこの宿では、緑茶を使った茶がゆを。さわやかな香りとともにさらりといただこう。
星野リゾート 界 遠州
所在地 静岡県浜松市西区舘山寺町399-1
電話番号 0570-073-011(界予約センター)
http://kai-ryokan.jp/enshu/
●星野リゾート 界 出雲
“奉書(ほうしょ)焼き朝食”
玉造温泉の「星野リゾート 界 出雲」では“奉書(ほうしょ)焼き朝食”を。奉書焼きとは「宍道湖七珍(しんじこしっちん)」のひとつであるスズキを、奉書で包み、蒸し焼きにしたもの。松江藩主に献上され、のちに広まったと言われる郷土料理だ。
星野リゾート 界 出雲
所在地 島根県松江市玉湯町玉造1237
電話番号 0570-073-011(界予約センター)
http://kai-ryokan.jp/izumo/
●星野リゾート 界 阿蘇
“カルデラ朝食”
瀬の本温泉の「星野リゾート 界 阿蘇」では“カルデラ朝食”をいただこう。特徴的なのが「一文字(ひともじ)ぐるぐる」というユニークな名前の郷土料理。一文字と呼ばれる青ネギの白い部分に青い部分をぐるぐると巻き付けて酢味噌で味わうというシンプルなものだが、江戸時代から酒の肴として熊本で親しまれてきたという。土鍋で炊いたご飯もおいしい。
星野リゾート 界 阿蘇
所在地 大分県玖珠郡九重町湯坪瀬の本628-6
電話番号 0570-073-011(界予約センター)
http://kai-ryokan.jp/aso/
土地の素材を生かした朝食で迎える旅の朝。朝食で旅を選んでみるというのも悪くない。
文=榎本市子