13軒の湯宿の至福の朝ごはんとは？
「星野リゾート 界」のご当地朝食

熱海では釜で炊き上げた鯛めしを

●星野リゾート 界 熱海
“鯛めし朝食”

ゆったりと潮騒を聞きながら鯛めしを味わう贅沢な朝食。

 有馬、道後に並ぶ日本三大古泉、伊豆山温泉の「走り湯」を源泉とする「星野リゾート 界 熱海」。相模湾を望む全室オーシャンビューのこの宿では“鯛めし朝食”が。釜で炊き上げた鯛めしを、ごま、ねぎ、あられなど5種の薬味でいただこう。朝から贅沢な一品だ。

●星野リゾート 界 日光
“豆乳ゆば朝食”

日光名物ゆばを使った豆乳鍋の朝食を。

 平成の大修理を経て、東照宮の国宝「陽明門」が先頃公開され、多くの人でにぎわう日光。中禅寺温泉の「星野リゾート 界 日光」では“豆乳ゆば朝食”をいただこう。昔、全国から訪れた僧侶にとって、貴重なたんぱく源として親しまれたことから日光名物になったと言われるゆば。ヘルシーで滋養たっぷりの豆乳鍋だ。

●星野リゾート 界 箱根
“餅がゆ朝食”

古代檜の湯船から箱根の自然を望む「界 箱根」では、活力のわく朝食を。

 箱根湯本温泉の「星野リゾート 界 箱根」では“餅がゆ朝食”で元気な朝を。東海道の宿場町として栄えた箱根湯本では、餅や甘酒など、力がつく食事が供されたと言われる。焼き餅が入った餅がゆで、エネルギーがわいてくるような朝食を。

●星野リゾート 界 伊東
“なめろう朝食”

新鮮なアジと香味野菜や味噌でたたいたなめろうを朝食で。

 伊東温泉の「星野リゾート 界 伊東」は、伊豆の恵みをふんだんに使った魚介料理が自慢の宿。そのご当地朝食は、なめろうをメインにした“なめろう朝食”だ。アジをねぎなどの香味野菜と味噌でたたいて和えたなめろうは、酒のつまみとしても絶品だが、ご飯にのせたりお茶漬けにしていただくのもいい。

●星野リゾート 界 松本
“朴葉(ほおば)味噌朝食”

朴葉の上で信州サーモンなどを信州味噌と一緒に蒸し焼きにする朴葉味噌。

 浅間温泉に佇み、モダンと伝統が融合した「星野リゾート 界 松本」。ここでは“朴葉(ほおば)味噌朝食”が用意されている。朴葉の上に信州サーモン、鶏肉、きのこなどをのせ、信州味噌で蒸し焼きに。香ばしく焼き上げた一品は、ご飯がすすむこと間違いなし。

文＝榎本市子