ダイエットで体重は減ったのに、鏡を見ると細く見えない。
そんなふうに感じたことのある方は多いはず。実は、やみくもにダイエットやトレーニングをするだけでは体型の悩みは改善されません。
体型の見え方は体重だけではなく、日々の姿勢や呼吸のクセといった「体の使い方」に強く影響を受けているからです。そうした体の使い方のクセが積み重なって、骨の並びや位置にまで影響し、結果として“骨格”そのものの印象がつくられてしまう――。パーソナルトレーナーの萩原智之さんはそう指摘します。
萩原さんの新刊『1週間で華奢になる!好きな服が着られる!華奢トレ』より、一部を抜粋・ご紹介します。
肋骨が「華奢見え」のカギだった?
くびれがない、下腹部がぽっこり出る、肩まわりがごつく見える、首が短く見える……。こうした悩みの根本原因として、実は「肋骨の開き」が関係していることをご存じでしょうか?
肋骨とは、胸まわりを囲む骨で、内臓を守ると同時に、姿勢や見た目に大きな影響を与える存在です。また、呼吸に合わせて上下に動きます。
日々の姿勢や呼吸のクセによって、肋骨は広がったままになってしまいます。猫背や浅い呼吸が習慣化している方は、肋骨が開いたままで、動きが悪くなっている可能性が高いです。
こうして、肋骨が開いたままで動きが悪いと体幹が不安定になり、腰痛や肩こりの原因に。また、ウエストのくびれがなくなり、お腹が出て見えたり、全体的に「がっちり体型」に見えてしまいます。
逆に、一見華奢に見える方でも下腹部がぽっこりしている方は、肋骨が前方へ押し出されている状態です。
本来、背骨はゆるやかなS字ですが、肋骨の動きの動きの悪さによってそれが乱れると、上半身に厚く見えたりお腹がぽっこりしてしまうのです。
そこで、肋骨の動きと位置を整えることで、呼吸が深くなり、姿勢が安定します。それだけでなく、お腹のくびれやバストライン、肩・首のラインにまで変化が現れ、見た目に「華奢さ」が戻ってくるのです。
