通好み!? ご当地&マレー系のチャー・クイティオ

 クアラルンプールから車で北上すること約3時間。タイピン地方の名物は、魚のすり身入りのチャー・クイティオです。

「クイティオ・フィッシュボール」。魚のすり身、さつま揚げ、チャーシューが具。オイスターソースをベースにした味付けで、辛くはない。

 もうひとつ、こちらはマレー系民族のチャー・クイティオ。マレー語で炒めることを「ゴレン」というので、料理名は「クイティオ・ゴレン」になります。

「クイティオ・ゴレン」。炒める際、サンバルソースに加えて、とろみのある市販の甘いチリソースも入れる。そのため、ほんのり甘みのある味に。具は海鮮が主流で、中華ソーセージなど豚の具は入っていない。

 いかがでしたか。マレーシア料理を語るうえで、決して外すことのできない「チャー・クイティオ」。幅広の米麺をかみしめれば、もっちり、ぷるぷるの食感が味わえる、やみつき一直線の麺です。日本でも多くのマレーシア料理店がこのメニューを提供しているので、ぜひ食べてみてください。

マレーシア料理は初めて、という方におすすめの屋台料理「チャー・クイティオ」です。もっちりした麺の食感、香ばしいサンバルソースの風味が特徴で、具は、海老、赤貝、中華ソーセージなどバラエティー豊か。今回は、屋台グルメの宝庫として知られるペナン島の名店の厨房をのぞき見。リズミカルに炒めていく職人技、じゅうじゅうと鍋の中で躍るソースの音をお聞きください。

日本で「チャー・クイティオ」を提供しているレストランが多数あります

ちりばり(東京都品川区西五反田)
URL http://tabelog.com/tokyo/A1316/A131603/13146763/

ペナンレストラン(東京都港区芝)
URL https://www.facebook.com/PenangRestaurant

マレーアジアンクイジーン渋谷店、横浜店(東京都渋谷区渋谷、横浜市中区山下町)
URL http://www.malayasiancuisine.com/

マレーカンポン(東京都中央区八丁堀)
URL http://www.malaykampung.com/

マレーチャン サトゥ(東京都豊島区西池袋)
URL http://www.malaychan-satu.jp/

マレーチャン ドゥア(東京都豊島区東池袋)
URL http://www.malaychan-dua.jp/

ラサマレーシア(東京都中央区銀座)
URL http://r.gnavi.co.jp/g275501/

ケニーアジア(大阪市中央区千日前)
URL http://kennyasia.com/

マレーシアごはんの会 古川 音(ふるかわ おと)
「マレーシアごはんの会」にて、マレーシア料理店とコラボしたイベント、マレーシア人シェフに習う料理教室を企画・開催。クアラルンプールに4年滞在した経験をもち、『ニッポンの評判』(新潮新書)のマレーシア編を執筆。マレーシアごはんの会の活動のほか、情報サイト「All About」でのマレーシアライター、食文化講演も担当している。
オフィシャルサイト http://www.malaysiafoodnet.com/

Column

マレーシアごはん偏愛主義!

現地で食べたごはんのおいしさに胸をうたれ、風土と歴史が育んだ食文化のとりことなった女性ふたりによる熱烈レポート。食べた人みんなを笑顔にする、マレーシアごはんのめくるめく世界をたっぷりご堪能ください。

2015.10.30(金)
文=古川 音
撮影=古川 音、三浦菜穂子