古代ローマ風呂を意識したスパ・エリア
「昔はカラカラ浴場、今はQCテルメ・ローマ」がキャッチフレーズというだけあって、ガラスの扉の奥に広がるスパ・エリアは古代ローマ風呂を意識したつくりになっている。細部に至るまでこだわったとの言葉通り、内装に使用している大理石やそのデザインは歴史文献や資料を紐解きながら再現したものらしい。
古代ローマ風呂をイメージしたというスパのエントランス。未知の世界に入っていくような不思議な空気感が漂う。
左:スパのエントランスを入ったらそのすぐ脇にある足湯場。右:ゆったり寝そべりながらジャグジーでリフレッシュ。
左:ポンペイの遺跡をイメージしたサウナ。サウナには珍しく天井から自然光が差し込む。右:スイッチを入れると打たせ湯の滝が流れ出す。
左:傾斜と階段があって水温の温度調整がされている歩行用プールは足のむくみに抜群の効果。右:いくつか設置されている総大理石の浴槽。スチームサウナにもこのタイプの浴槽が使われている。
古代ローマの凱旋をイメージしたサウナ。ほどよい暗さが瞑想気分を誘う。
足湯、打たせ湯、ジャグジー、サウナ&スチームサウナ、リラクゼーションエリア他、様々なスペースに分かれているスパをひと通り堪能した後は、迷路のような階段を上り地上へ。緑溢れる庭園には数種のプールが点在しているのだが、まだ未完成のエリアがあり、今後さらに拡大され、2015年の夏には完成するとのこと。
左:ひと通りスパを堪能したら迷路のような階段を上り、温水プールのある地上へ。右:ホテルのフロントやスパの受付があるメインの建物。到着したらまずここへ。
文・撮影=村本幸枝(アッティコ)