シンガポール名物の屋台センターがリニューアルして大人気

 シンガポール観光といえば、はずせないのがホーカー(屋台)センター。魅力はなんといっても、ローカルフードから世界各国の味まで5シンガポールドル(約425円)ぐらいから楽しめるというところ! シンガポールに来て、あれもこれも食べたい、と思っている人にはマストのスポットです。

シンガポールの名物料理は、ほぼすべて制覇できる!

 なかでも、伝統的なホーカーセンターの趣を残している「ラオパサ・フェスティバルマーケット」は、150年以上の歴史があり、金融街の真ん中という立地で、ビジネスマンから観光客まで幅広い層でいつもにぎわっています。お昼どきは、空いている席を見つけるのがやっとなほど。

地下鉄ラッフルズプレイス駅のほか、開業したばかりのダウンタウン駅、テロックアヤ駅が近い。

 もともとは魚市場だったというラオパサの建築は、八角形の独特な構造で、ヴィクトリア調のアイアンフレームが優美な印象を醸し出しています。このたび、半年以上を費やしたリノベーションが完了し、2014年6月にリニューアルオープン。かつての面影を色濃く残しながら、清潔感たっぷりに生まれかわりました。

放射線状に延びる通路では迷いがち。席を取ったら目印を決めておきましょう。

 建物に入ったら、まずは席を確保。ティッシュをポンとテーブルの上に置いておけばOKです。 ここにはシンガポールの名物と言われるものはすべてあります。チキンライス、ラクサ、ホッケンミー……。このほかにもベトナム、タイ、韓国料理、さらには日本式の焼き鳥まで! すごく迷ってしまうので、大人数で行ってシェアしてみるのもオススメです。

シンガポールといえばチキンライス! 蒸しとロースト、両方お試しを。

 中央にはドリンクやデザートを売るお店(ストール)があり、ケースのなかのフルーツは新鮮そのもの。しかも清潔感があり、いわゆる屋台とは一線を画しています。フルーツをそのまま買ってもいいし、ジュースとしてオーダーすればその場でしぼってくれます。

パパイヤ、ドラゴンフルーツ、マンゴー、グアバなど、南国のフルーツが充実。

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文・撮影=マンゴスティン倶楽部