麺やデザート、本格インド料理まで!
ホーカーでは、「行列ができているお店が美味しい」のが鉄則。この日はランチタイムを過ぎているにもかかわらず、行列ができていた「バンミエン(Ban Mian)」の屋台に立ち寄ってみました。日本のきしめんのようなもので、スープも体に優しそうなさっぱりとした味わい。これで4.30シンガポールドル(約365円)です。
さらに、さっぱりめが続きますが、「ヨントウフ(醸豆腐)」も、とてもポピュラーなローカルフード。好きな具材を選んで、麺(何種類かあるのでこれも選びます)、スープのあり・なしをチョイスします。野菜が不足しがちなシンガポールでは、ありがたい存在です。6種類の具材と麺を選んで4.20シンガポールドル(約357円)。
インド系の市民も多いため、本格インド料理ももちろん充実しています。スパイスをきかせたインド風ピラフとも言える「ビリヤーニ(Biryani)」はメジャーなチキン入りのほか、ベジタリアンもあります。下の写真はベジタリアンで5.5シンガポールドル(約468円)。
デザートもしっかりカバーしています。「アイスカチャン(Ice Kachang)」というシンガポール風かき氷が有名ですが、ローカルフード好きの編集スタッフのオススメ、「ボボ・ヒタム(黒糯米)」もぜひお試しを。その名の通り、黒もち米を使ったデザートですが、温かくてお粥のようなもの。甘くないおぜんざいという感じで、白い液体はココナッツミルクです。見た目は地味ですが、ついついパクパクと食べ進んでしまう、食べやすいおやつです。2シンガポールドル(約170円)。
ちなみに今、在住日本人の間で話題になっているのは、日本の繊細なケーキがずらりと揃ったパティスリーとパン屋さん。「まさかラオパサに入っているなんて……」との反応がありますが、美味しいパンを目当てに、さっそく足繁く通いはじめた駐在奥さまもいるようです。
そして、このラオパサに入っているお店の多くは、なんと24時間営業。朝食から深夜に小腹がすいたときまで、どんなときでも利用できるのがうれしいところ。地元の人々はもちろん、世界中から集まる旅行者にとっての頼れる存在なのです。
ラオパサ・フェスティバルマーケット Lau Pa Sat Festival Market
所在地 18 Raffles Quay Singapole
営業時間 24時間
定休日 無休
交通 ラッフルズプレイスから徒歩約6分
※1シンガポールドル=約85円(2014年9月)
Mangosteen Club(マンゴスティン倶楽部)
シンガポールに在住する日本人に向けて、月刊の日本語無料情報誌を発行。グルメやファッション&ビューティ、イベント、旅行、おけいこごと、キッズ情報にいたるまで、シンガポール暮らしを100%楽しむための役立つライフスタイル情報が満載で、旅行者からも好評。
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文・撮影=マンゴスティン倶楽部