[朝の台所] 川から新鮮な魚が揚がる

「タム(TAMU)」と呼ばれる早朝から開いているマーケット。キアング川のほとりにある。たくさんのパラソルが軒を連ね、獲れたての魚、野菜、フルーツなどが並ぶ。活気があるのは早朝。地元の人で賑わう。魚は次から次へと川から揚がってきて、暑さで鮮度が落ちないよう氷は随時追加される。昼には品数がだいぶ減るが、マーケットは開いている。プマンチャ通りが川にぶつかるあたりに行けばマーケットは目の前。

[夜の台所] 1ブルネイ・ドルあればお腹いっぱい

左:ミルクティーを作るのもひとつのエンタテインメント。
右:チキンのせご飯。チキンの大きさによって、1ブルネイ・ドル、1.5ブルネイ・ドルなど。香ばしい匂いがマーケットに充満している。

 繁華街のガドン地区にあるナイトマーケット。18時~22時まで開いている。「タム」と同様、地元の人でいつも賑わっている。ごはんとおかずがセットになったものが1ブルネイ・ドルでたくさん売られており、「毎日ここに来たい!」と思うほど。いくつかの通りがあり、肉を焼いている店、魚を焼いている店、お惣菜の店、お菓子を売っている店などに分かれている。お菓子はかなり甘め。ニリックという葉に包まれたごはんもおすすめ。

文=CREA Traveller編集部
撮影=杉山拓也
コーディネート=清水典子(フレーミートラベルサービス)