美しく美味しい柚子のチョコレート

◆ラ・ブティック・ドゥ・ユキノシタ・カマクラ

 神奈川県・鎌倉にある「ラ・ブティック・ドゥ・ユキノシタ・カマクラ」。店主の佐々木元シェフが手がけるお菓子は、美しさと美味しさを兼ね備えた想像を超えるものばかりで、若き才能が生み出す作品をいつも楽しみにしています。

 今年の新作は「木頭柚子」をテーマにした3種のチョコレート。ガナッシュ・コンフィチュール・生キャラメルと、それぞれ違ったテクスチャーで柚子の魅力を表現しています。

 掛け合わせる素材はバニラ・薔薇・生姜とバリエーションが豊富で、柚子の持ち味を生かした繊細な仕上がりが素晴らスイーツ! 同じ柚子でも、こんなにも香りや味わいが違うのかと感動するし、一体感のある美味しさはさすが。

 そして、東京で買えるのは、松屋銀座のバレンタイン会場だけという特別感も嬉しいところ。木頭柚子の3種に加えて、松屋銀座限定の2種が入った詰め合わせは、この上なく贅沢で心からおすすめです。

ラ・ブティック・ドゥ・ユキノシタ・カマクラ

販売場所 松屋銀座「Ginza Valentine World 2025」
販売期間 2025年2月14日(金)まで
https://www.matsuya.com/ginza/events/2025/0103/ginza-valentine-world-2025/

スイーツなかの

東京都立川市生まれ。早稲田大学卒業後、吉本興業に所属。子どもの頃から好きだったお菓子を独学で勉強し、唯一無二のスイーツ芸人として活動をはじめる。10年間吉本で活動後、特注のパンケーキハットをトレードマークに幅広く活躍中。老舗からコンビニまで多ジャンルの和洋菓子を一万種類以上食べ歩き、その確かな知識と情報で「林先生の初耳学」「メレンゲの気持ち」「スクール革命」など多数のテレビ番組に出演。西武渋谷店では自ら企画した催事「奥渋ギフト」を開催、行政と取り組んだ監修商品を発売するなど、幅広いシーンで活動中。
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Column

スイーツなかのの「よろスィーツ月報」

一万種類以上ものスイーツを食べ歩いた実績を誇り、今も日々その数を更新中のスイーツ芸人のスイーツなかのさんが、実際に食べておいしかった今いちおしの旬なスイーツを自信を持ってお届け!

2025.02.06(木)
文=スイーツなかの
撮影=深野未季