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 ドラマ『天狗の台所』(BS-TBS)で天狗の末裔・飯綱基(いいづなもとい)を演じている駒木根葵汰(こまぎねきいた)さん。SNSで「イケメン高校生」と話題になりデビューして以来、「機界戦隊ゼンカイジャー」(2021年、EX)に主演するなど、活躍の幅を広げています。俳優という仕事への思い、『天狗の台所』で共演した塩野瑛久さん、越山敬達さんとのエピソードをうかがいました。

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――駒木根さんは茨城のご出身ですが、東京への憧れはずっとお持ちだったのですか?

 僕は田舎派なんです。東京って、人が多くて疲れるなあって思うときがあって……。

 田舎は不便なところもありますけど、東京が便利すぎるからそう感じるだけで、どこへ行くのにも歩いたり、自転車に乗ったりする生活が日常だったら、そんなに苦じゃないと思うんですよ。僕も高校へは自転車で片道30分でしたけど、それが当たり前だからイヤだと思ったことはなかったですし……。

 東京はなかなか慣れませんね。僕は人が多いのがダメなので、『天狗の台所』で僕が演じた飯綱基の暮らしは、実はすごく理想的です。

 でも東京の都会らしさがいい刺激になっている面もあるので、いつか『天狗の台所』のような隠遁生活ができるといいなと夢見つつ、いまはとにかく仕事を頑張ろうと思っています。

――子どもの頃は将来何になりたいと思っていたのですか? 憧れの生活などはあったのでしょうか。

 暮らしとか考えるほど大人じゃなかったんですけど、ただ漠然とお金持ちになりたいとは思っていました。子どもなんてそれぐらいの方が可愛げがあっていいんじゃないかと思いますけど、過去の自分を肯定しすぎてますね(笑)。

――素の駒木根さんは、どちらかというと弟のオンに近いのでしょうか。オン役の越山敬達さんとは、本当のご兄弟のように息の合ったコンビでしたね。

2023.12.07(木)
文=相澤洋美
撮影=鈴木七絵
スタイリスト=千葉 良(AVGVST)