チェコでは、50年より古いものはアンティーク、それより新しいものはヴィンテージ。プラハのアンティーク屋さんは、それらが混然一体となっているところが魅力。骨董としての価値は高くなくても、人々の暮らしを伝えるアイテムには、独自の輝きがある。
今回は、切手や絵葉書などの紙ものが揃うお店をご紹介。
» 第1回 手作りの温もりあふれるプラハ随一のテキスタイル店
» 第2回 “乙女”なアイテム満載! プラハのアンティーク雑貨店
» 第3回 テーブルが華やぐチェコの日常使いの器が揃うお店
アルファフィラ
Alfafila
可愛い切手や絵葉書がいっぱい! プラハの紙もの専門店
右:歯磨きと石鹸。
プラハでは、切手や絵葉書、マッチラベルなど、可愛いアンティークが簡単に手に入る。こちらのお店は創業17年、店主のヴァーツラフさんはこの道の第一人者で、筋金入りの愛好家もやって来る名店だ。もちろんマニアでなくても大歓迎。欲しいもの、好みの図案を伝えると、どさっとファイルや箱を渡されるので、椅子に座ってじっくり吟味しよう。
写真=橋本 篤
構成・文=矢野詔次郎
コーディネート=クレメントゆみ子