チェコでは、50年より古いものはアンティーク、それより新しいものはヴィンテージ。プラハのアンティーク屋さんは、それらが渾然一体となっているところが魅力。骨董としての価値は高くなくても、人々の暮らしを伝えるアイテムには、独自の輝きがある。
今回は、“乙女”なアイテムが豊富なお店をご紹介。
» 第1回 手作りの温もりあふれるプラハ随一のテキスタイル店
» 第3回 テーブルが華やぐチェコの日常使いの器が揃うお店
» 第4回 可愛い切手や絵葉書がいっぱい！ プラハの紙もの専門店
フルトカ・スティル・インテリアール・サービス
Hrudka Stylle Interier Servis
“乙女”なアイテム満載！ プラハのアンティーク雑貨店
1940年代のアイロン290チェコ・コルナ 手刺繍のクロス。青い花柄30チェコ・コルナ 赤いイチゴ柄70チェコ・コルナ
こちらのお店は、繊細なアクセサリーからガラクタのお人形まで多彩な品揃え。女性オーナーのお店だけあって“乙女”なアイテムが多いのが魅力だ。家庭でおばあちゃんやお母さんが家族のために縫った古い刺繍など、近ごろ入手困難になりつつある“掘り出し物”が見つかることもあるので、目を凝らしてじっくりお宝探しを楽しんで。
アンティークの缶50～80チェコ・コルナ、赤い手織りのマット60チェコ・コルナ、小花柄のミニナプキン30チェコ・コルナ
写真＝橋本 篤
構成・文＝矢野詔次郎
コーディネート＝クレメントゆみ子
