朝食にリクエストしたい「エッグホワイトオムレツ」

 ランチや夜はヘルシーに、と心がけていても、ホテルに滞在していると、意外とカロリーをとってしまうのが、朝食。卵をたっぷりと使ったフワフワのオムレツに、焼き立てのクロワッサン、バターたっぷりのフレンチトーストなど、つい、あれもこれもと食べてしまいたくなる。そんな食欲もしっかりと満たし、かつヘルシーを心がけるのなら、ぜひ、“エッグホワイトオムレツ”のオーダーを。「メルト・ザ・ワールド・カフェ」でのブッフェ朝食でオーダーできるほか、エグゼクティブフロアのゲストなら、クラブラウンジの朝食メニューとして用意されている。

卵白だけで作ったエッグホワイトオムレツ。これなら、コレステロールも気にならない

 さらに、スパのゲストに人気が高いのが、スパミール。トリートメントの後にヘルシーな軽食が提供されるスパは決して珍しくはないが、「ザ スパ アット マンダリン オリエンタル シンガポール」のスパミールは、いちだんと本格的だ。カップルや友達同士で受けられる「オリエンタル・エスケープ・フォー・ツー」(3時間50分・2人で1380シンガポールドル)でトリートメント後に用意されるスパミールは、陰陽五行説に基づき分類される、一人ひとりの体質に合わせたもの。ひとくちにヘルシーといっても、ある人はタンパク質を多めに、ある人は塩分を控えてなど、体質や体調によって必要なものや不要なものはそれぞれだろう。その人の体質や体調に寄り添ったメニューは、美容だけでなく健康を考えたツーリストに人気が高い。

アフタヌーンティー(2人分・80シンガポールドル)と、ビタミン豊富なお茶で優雅な午後のひとときを

 さて、ここまでヘルシーを貫いたのなら、一線を越え(?)、アフタヌーンティーぐらいはスイーツを存分に楽しみたいもの。メニューを毎月変え、季節ごとのスイーツで楽しませてくれるのが、「アクシスバー&ラウンジ」のアフタヌーンティー(1人42シンガポールドル)だ。ある月のメニューは、黒米のチーズケーキにレモングラスのミルクカスタード、パンダンリーフのケーキ、パンドン(マレー地方に伝わるバラ風味のミルクシロップ)のムース、サワーソップ(南国フルーツ)のクリームパフなど。スイーツとはいえ、ビタミン豊富なフルーツをふんだんに使っていて、お肌によさそう。お茶もハイビスカスティーやローズヒップなど、美を意識する女性に嬉しいものが揃っている。

 旅先では、美も癒しも、グルメもヘルシーも。そんな欲張りな女性を満たしてくれる「マンダリン オリエンタル シンガポール」。ラグジュアリーな旅は、確実に進化している。

マンダリン オリエンタル シンガポール
住所 5 Raffles Avenue, Marina Square, Singapore
電話番号 +65-6338-0066
URL www.mandarinoriental.co.jp/singapore

日本での予約・問い合わせ先
マンダリン オリエンタル ホテル グループ 日本リザベーションオフィス

フリーダイヤル 00531-650-487

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text & photographs:Kazumi Serizawa