シンガポールから高速フェリーで30分の楽園

客室内のインテリアには、バティックプリントや伝統的な木工細工家具をはじめとする地元インドネシアのデザインが積極的に取り入れられている

 インドネシア・バタム島の北東の海岸に昨年夏開業したばかりの新しいリゾート「モンティゴ・リゾーツ ノングサ」が、旅行通の注目を浴びている。

 同リゾートは、新ブランド、モンティゴ・リゾーツの第1号ホテル。ここでは、ファミリーの望む理想的なリゾートスタイルが見事具現化されている。

 シンガポールから高速フェリーで約30分とアクセス良好。88棟のモダンなヴィラは2ベッドルームとプライベートプール、ダイニング、そしてスカイラウンジを完備し、壮大な南シナ海の絶景を見渡すことができる。

 その近代的なデザインは、周囲の景観に自然に溶け込みながらも、独特の雰囲気を醸し出している。しかも、ゲストの居心地を第一に考えたユーザーフレンドリーな仕上がり。ミニマリズムをベースとした建築は、この国に多く見られる伝統的なインドネシアスタイルのリゾートとは一線を画す。まさに、新しいアジアンコンテンポラリー・リゾートの誕生だ。

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