和食がユネスコ無形文化遺産に登録され、“世界一の美食都市”と称される東京。

 寿司、てんぷら、そば、鰻、とんかつ、ラーメン、洋食など、幅広いジャンルの味が独自の進化を遂げ続けている。連綿と育まれてきた東京の味のなかで今、食べるべきは何か。おすすめの10軒をご紹介。


香港通が発信する南方料理の研究所

●サウスラボ南方(みなかた)

魚の姿蒸しはジョージアワインと。

 香港通で知られる写真家の菊地和男さんプロデュースによる広東料理店が錦糸町にオープン。

温めた白絞油をかけて仕上げる、スペシャリテのクリスピーチキン。
半羽 4,800円から。

 店のコンセプトやメニュー考案を菊地さんが担当し、日本の「福臨門酒家」(現在の「家全七福酒家」)などで腕を振るっていた香港出身のチャム・チイコウ シェフが調理を手がける。

 広東州東部の潮州で生まれた料理がインドシナ半島に渡り、マレーシア、タイ、カンボジア、ラオスなどで発展した南方料理。

青菜野菜の上湯がけ 1,800円。

 香港で親しんだこの料理を研究する意味合いで店名をつけた。こだわりの野菜、ワインとともに味わいたい。

厨房を眺められる店内。

サウスラボ南方(みなかた)

所在地 東京都墨田区錦糸3-7-3 オフィスナカジマビル1F
電話番号 03-6658-5299
営業時間 18:00~22:00 L.O.(土曜 12:00~22:00 L.O.、日曜 12:00~21:00 L.O.)
定休日 月曜
※清蒸石斑(魚の姿蒸し)、脆皮炸子鶏(クリスピーチキン)は要予約。

Feature

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Text=Yukari Akiyama
Photo=Atsushi Hashimoto

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