フュージョン料理レストラン「キッチン・アット・ホームズ」

 英国料理やフランス料理など、「わかりやすい伝統料理」から少し離れた感のある、最近のロンドンの外食トレンド。西洋と東洋をまさにシェフのさじ加減で融合させた「ロンドナーのための料理(Food for Londoners)」と呼ばれる、フュージョン料理が人気です。

 そんなロンドナーのための料理を提供するレストランのひとつが、2019年夏にオープンした「キッチン・アット・ホームズ(The Kitchen at Holmes)」。

 ホームズの名前から想像できるとおり、シャーロック・ホームズが住んでいたとされるベイカー・ストリートに面したレストランです。

キッチン・アット・ホームズの内装。

 とはいえ、シャーロック・ホームズ感はあくまで控えめ。

 鳥打ち帽をはじめ、英国紳士を思わせる帽子がインテリアとして使われていたり、ウィスキーや赤ワインの入った重厚感のあるキャビネットが配されていたりと、演出はあくまでさりげなく。

鳥打ち帽やステッキなど、さりげなくホームズ・モチーフのインテリアが。
併設されたバーの照明の上には、「バスカヴィル家の犬」?と見紛うデコレーション。

文・撮影=安田和代(KRess Europe)