東洋と西洋のホスピタリティを融合させ、洗練を重ねてきた香港のホテル。

 その伝統を受け継ぎ、新潮流も打ち出す極上のホテルを厳選、ご紹介する。


名建築を再生したホテルで
歴史地区を楽しみ尽くす

●The Murray Hong Kong,
a Niccolo Hotel
(ザ・マレー香港 ニッコロホテル)

ロビーラウンジを見下ろす壮大な炭のアートワークはホテルの象徴。

 ザ・マレー香港 ニッコロホテルは2018年、中環の歴史地区にオープンした。

 建物は元々、1969年に英国人建築家ロン・フィリップスが建てた名建築。

 今回、リニューアルを手がけた建築界の巨匠ノーマン・フォスターは、90歳を超えて健在のフィリップスと再生計画に取り組んだという。

直線美を感じさせるラウンジ。
建物のオリジナルデザインを色濃く伝えるアプローチ。

 マレービルは古くから壁面を覆うアーチと、強い陽射しを避けるために工夫された“埋め込み式窓”で知られる。

 リニューアルではこのアーチと窓を守り、ランドマークの外観を変えることはなかった。

 一方で館内にはアートワークに溢れたモダンな空間が広がる。

Text=Masami Uwabo
Photo=Atsushi Hashimoto
Coordination=Alice Chu
Cooperation=Hong Kong Tourism Board

この記事の掲載号

香港・マカオ

CREA Traveller 2019年秋号

新しさと懐かしさと
香港・マカオ

定価1,350円 (税込)

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CREA Traveller 2019年秋号
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