東洋と西洋のホスピタリティを融合させ、洗練を重ねてきた香港のホテル。

 その伝統を受け継ぎ、新潮流も打ち出す極上のホテルを厳選、ご紹介する。


香港の遺産と文化を継ぐ
アートフルなホテルが誕生

●Rosewood Hong Kong
(ローズウッド香港)

インドの現代アーティスト、バーティ・カーが手がけた眠れる象の彫刻は、ホテルを象徴する作品。

 ホテルが入る高層ビルは香港の絶景を一望し、館内外に国際的なアーティストの傑作を配する。

抜け感が気持ちのいいフロント。

 ゆったりとした空間が広がるパブリックスペースのインテリアも麗しく、モダンアートのミュージアムのような趣が漂う。スタッフの制服までスタイリッシュだ。

「ダークサイド・バー」では削りたてのチョコレートとお酒を。

 8割以上がハーバービューという客室も香港屈指の広さ。エルメスやロロ・ピアーナのファブリックを壁紙として用い、アートを飾る室内には、ローズウッドならではの美意識が感じられる。

香港島と九龍のパノラマに包まれるリビングルーム。

 インテリアに取り入れられた風水もユニーク。

左:バスルームには深いバスタブを置く。
右:ドアノブは一つひとつ表情が違う。

 二つのシンクや石鹼の形が、縁起のいい八角形で統一されている。またアメニティではいち早く、プラスティックフリーを導入。

左:室内に飾られるのはウィリアム・ローが描く地元の情景。絵画は客室からの眺めとシンクロする。
右:リビングエリアにはパーソナル・バー・セットを用意。以上「グランド・ハーバー・コーナー・スイート」より。

Text=Masami Uwabo
Photo=Atsushi Hashimoto
Coordination=Alice Chu
Cooperation=Hong Kong Tourism Board

この記事の掲載号

香港・マカオ

CREA Traveller 2019年秋号

新しさと懐かしさと
香港・マカオ

定価1,350円 (税込)

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CREA Traveller 2019年秋号
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