いよいよ桜の季節が到来!
今回ご紹介するのは、ご当地ならではのアクティビティに定評がある「星野リゾート」の多くの宿の中から厳選した、オリジナリティあるお花見プラン。その土地でしか体感できないお花見を堪能すれば、春の旅がもっと楽しくなる!
島根の夜桜と文化を堪能する
◆星野リゾート 界 出雲
日本全国に展開する温泉旅館ブランド「星野リゾート 界」では、桜をはじめその地域の花を愛で、春を感じる滞在プラン&アクティビティ“桜・花旅”を各宿で用意している。
その中から紹介するのは、「星野リゾート 界 出雲」の“桜・花旅”。
出雲大社をはじめ島根観光の拠点にも最適なロケーション、神々の国・出雲の玉造温泉に佇む全室露天風呂付きの界 出雲。美肌の湯と名高い温泉を、客室にいながらでも存分に楽しむことができる、珠玉の温泉宿だ。
この界 出雲のすぐ目の前を流れる玉湯川の川沿いには、約2キロにも及ぶ約400本の桜並木が続き、島根県内の桜の名所のひとつとして知られている。
界 出雲ではそんな贅沢な立地を生かし、夜間にライトアップされた桜を愛でながら、ゆっくりと和菓子を楽しむ花見を提案。
また、毎夜開催している伝統芸能“石見神楽(いわみかぐら)”は、期間限定で舞台を春の設えに変えて披露。
2019年4月26日(金)までの期間、花見と春の神楽の舞鑑賞を同時に堪能することができる。
ぜひお花見のおともにしたい和菓子とは、島根県の郷土料理“割子そば”を模した“割子菓子”。
むかしむかし、江戸時代にまで時をさかのぼると、出雲地域では野外でそばを食べるための弁当箱として、重箱を用いていたのだそう。
その風習にヒントを得たのが、三段の重箱に春をイメージした3種類の和菓子を詰め合わせた、この“割子菓子”というわけだ。
お抹茶のセットも付くので、お花見をより風流に演出してくれること請け合い。
そして“割子菓子”の販売と合わせ、昨年に続き“お花見神楽”を開催する。
界 出雲では、スタッフが毎夜、島根の伝統芸能で神を祀るときに奏する舞楽“石見神楽”を披露しているが、この花見の時期は“お花見神楽”バージョンを鑑賞することができる。
パワースポットとしても名高い出雲の地で伝統を体感し、ゆっくりと温泉に身を浸せば、心身ともに癒され、さらにはエネルギーがみなぎるのを感じられるはず。
星野リゾート 界 出雲
所在地 島根県松江市玉湯町玉造1237
電話番号 0570-073-011(界予約センター)
https://kai-ryokan.jp/izumo/
文=立花奈緒(ブレーンシップ)