ジム、スイミングプール、スパ

 ホテルの宿泊ゲストは、滞在中にジムとスイミングプールを無料で利用することができます。ジムとスイミングプールの更衣室へはスパ施設「Tria Spa」のエントランス経由でアクセスします。この際、レセプションで客室番号と名前を伝えると、専用エレベーターに案内されます。

 ジムの営業時間は6時~22時。高い天井と大きな窓という開放的な空間にテクノジム製のマシンがズラリと並びます。エアロビクススタジオも完備されています。

 フィットネスクラスも用意されており、コースの内容やスケジュールの問い合わせと参加登録はスパレセプションで行うことが可能。

 マカオは南国とあって、暑い時期が長く続きますから、スイミングプールの充実度のチェックも欠かせません。スイミングプールは、ガーデンオアシスと呼ばれる屋外エリアにあります。

 緑もあってリゾートムード満点、そして周辺にあるIRの建物を望むダイナミックな景観もマカオならでは。プールサイドでトロピカルドリンクやカクテルをオーダーすることもできるほか、スパトリートメントを受けることもできるそう。

 今回、せっかくの機会なのでスパにもトライ。

 受付で予約した旨を伝えると、ウェイティングエリアに案内されます。ここで特製ジンジャーティーを飲みながら、重点的にケアしたいポイントや希望する強さのレベルの確認を経て、スパゾーンへ向かいます。スパゾーンの入口は、複数の扉の奥にあり、プライベート感たっぷり。

 まず男女別の更衣室に案内され、用意されたガウンに着替えます。こちらはサウナを併設しており、ジャグジーやスチームサウナ、ヒーリングルームといった設備を施術の前後に利用可能。

 予約時間より早めに到着し、ゆっくりサウナを満喫するのもいいでしょう。

 その後、さらにもう1枚の扉の奥に進み、スパセラピー用の個室へ案内されます。個室はマカオらしい東西文化の融合を感じられるおしゃれなインテリア。天井が高く、リラックスできる空間でした。

 今回体験したのは、シグネチャートリートメントのひとつ「ヒマラヤン・ヒーリング・リチュア」(90分/1,880マカオパタカ)。

 セラピストはタイ人の女性で、英語で丁寧にセラピーの内容や期待される効果を説明してくれました。ヒマラヤの鐘を鳴らし、その音と振動で心を落ち着けるところからスタート。施術はヒマラヤソルトを使った全身マッサージです。

 ヒーリング効果抜群で、あっという間の90分。日頃、パソコンやスマホを使う時間が長いので、肩や首を重点的に、と伝えていたこともあり、施術を終えてかなりリフレッシュできたように感じました。なお、宿泊ゲストは客室での施術をリクエストすることもできるとのことです。

 次回は、バラエティ豊かなリゾート内のレストランについて詳しくレポートしていきます。

MGM Cotai
(MGMコタイ)

所在地 美獅美高梅 澳門路氹體育館大馬路
電話番号 8806-8888
http://www.mgm.mo/en/cotai

※1MOP(マカオパタカ)=約14円
※店舗によって価格に別途サービス料(10%)、政府ツーリズム税(5%)が付加されます
※メニュー、価格は取材時のもの。今後変更になる可能性もあります

勝部悠人(かつべ ゆうじん)

大学時代にポルトガル語を専攻。大学卒業後、日本の出版社に入社し、旅行・レジャー分野を中心にムック本の編集を担当したほか、香港・マカオ駐在を経験。2012年にマカオで独立起業し、邦字ニュースメディア「マカオ新聞」を立ち上げ、現地最新トピックを日本市場に向け毎日発信している。
マカオ新聞 http://www.macaushimbun.com/

Column

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文・撮影=勝部悠人(マカオ新聞)