奄美群島・徳之島・佐渡島で
島の伝統建築に泊まる貴重な体験を

徳之島「海亀ビーチの宿」

　鹿児島からおよそ南に400キロほど離れた奄美群島のひとつ、徳之島に2018年6月オープン(定員4名)。温暖な気候に恵まれた徳之島は、この島のみに生息する希少生物が多く、「生き物の宝庫」ともいわれている。

　ブーゲンビリアやアダン、島みかんなどが茂る庭、海辺というロケーション。南国情緒あふれる「海亀ビーチの宿」は、数年間空き家だった民家を改修し、海に面したデッキを新設した小さな一軒家だ。

　宿のすぐ前に広がる美しいビーチは、何十年にもわたってウミガメが産卵するためにやってくる場所で、それが宿名の由来になっている。ちなみに2018年のシーズン(5月)には、このビーチの3カ所で産卵が確認されたそうだ。また、1～3月には宿からホエールウォッチングも可能。

文＝立花奈緒(ブレーンシップ)