社会貢献の精神から始まった
大型ガーデンセンター
平日からマーケットで賑わう北ロンドン、カムデンタウンの地下鉄駅から徒歩9分という便利なロケーションにある、カムデン・ガーデンセンター。ガーデニングが盛んな英国ではありますが、プラントからツールまで幅広く取り扱っているトラディショナルな大型ガーデンセンターは、地代の高いロンドン市内において実は希少な存在です。
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屋外には、英国のガーデンにはお馴染みのハーブやローズ、果物の木が棚に並び、また小さなテラコッタの植木鉢から、大型のポットまで、とにかく豊富な品数が並んでいます。季節に合わせてハロウィーン用の飾り付けやカボチャも。
「英国を代表するバラの育種家デビッド・オースチンが手がけた、大玉で香りの高いオールド・イングリッシュ・ローズも扱っています。日本でも人気ですよね」と話すのは、マネージング・ディレクターのピーター・ハラットさん。
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右:大型のプランターやポットの売り場も。品揃えも充実です。
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右:最近激減しているといわれるハチですが、ここでは、元気に飛び回って蜜を集めています。
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右:どこまでが写真でどこからが実物か見紛う、パッケージに偽りなしのハゴロモギクの一種。
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店内に入ると、まず目にとまるのが野菜や花の種の棚。壁沿いにびっしりと、隙間なく色とりどりのパッケージが並んでいるのです。
ピーターさんによると「種の種類の多さは、英国でも最大級で、国内はもとより、海外からも多くの園芸ファンが来店するんですよ」とのこと。
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ガーデン・ツールや、オフィス用の屋内プラントなど、ガーデニングに必要なものはなにからなにまで揃うその規模はもちろんのこと、このガーデンセンター、その誕生ストーリーも実にユニークなのです。
文・撮影=安田和代(KRess Europe)