日本企業最多の4講演に登壇し、KeycloakやMCPを活用したAIエージェントの安全なデータ連携を解説




KubeCon + CloudNativeCon Japan 2025日立登壇の様子

 株式会社日立製作所(以下、日立)は、7月28日(火)~30日(木)にパシフィコ横浜で開催される、「KubeCon + CloudNativeCon Japan 2026」(以下、本イベント)にて、AI活用に不可欠なセキュリティ技術など最新の取り組みについて講演します。本イベントはクラウドネイティブ技術の開発や普及をグローバルにリードしている非営利団体Cloud Native Computing Foundation(以下、CNCF)が主催するフラッグシップカンファレンスです。日立はこれまでのグローバルなOSSコミュニティへの貢献が評価され、日本企業として最多となる4講演に登壇するほか、プラチナスポンサーとして協賛し、展示ブースにてAIエージェント連携ソリューションなどを紹介します。また、7月28日(火)に開催される併設イベントでは、「KeycloakCon Japan」にダイヤモンドスポンサーとして、「Japan Community Day」にプラチナスポンサーとして協賛します。日立は、それぞれのイベントでKeycloak*¹や、Model Context Protocol(以下、MCP*2)を活用したAIエージェントの安全なデータ連携などを解説します。

 世界中のオープンソース技術者が一堂に会する本イベントは、コミュニティ関係者だけでなく、クラウドネイティブ技術を活用してビジネス変革を推進するユーザー企業の皆さまもご参加いただけます。ご来場をお待ちしております。

 お申し込みはこちら:https://events.linuxfoundation.org/kubecon-cloudnativecon-japan/

 昨今、生成AIやAIエージェントのビジネス活用が急速に進む中、情報漏洩や不正アクセスを防ぐためのセキュリティ強化が求められています。これらの課題解決に向け、MCPのアクセス制御や、クラウドネイティブ環境で安全な認証・認可を実現するための実践的ガイドラインや標準インターフェースなど、AI時代の安全で信頼できるクラウドセキュリティに必要な最先端の取り組みを解説します。

 日立は CNCF の参画メンバーとして、Governing Board*3やTAG(Technical Advisory Groups) Security and ComplianceのTech Lead*4といった要職に社員を輩出し、グローバルなOSSコミュニティの運営を主導しています。特にKeycloakにおいては、主要機能の開発をけん引するメンテナとして、企業の安全なDXを技術面から強力に支援しています。日立のCNCF活動の詳細は下記をご参照ください。

・日立のクラウドCloud Native Computing Foundation(CNCF)の活動

 https://www.hitachi.co.jp/products/it/harmonious/cloud/articles/cncf/?ni=260713

*1 Keycloak:ID管理やアクセス管理(IAM: Identity and Access Management)を実現するOSS

*2 MCP:LLMアプリと外部のデータソースやツールを標準的に接続するためのオープンプロトコル

*3 お知らせ “日立のHead of OSPOがCloud Native Computing FoundationのGoverning Boardメンバーに就任”(2025年2月28日)

*4 お知らせ “日立の社員が Cloud Native Computing Foundation のTAG Security and Compliance の Tech Lead に初期メンバーとして就任”(2025年8月7日)

■KubeCon + CloudNativeCon Japan 2026での日立の講演

<日時>30日(木)09:57-10:07

<講演種別・タイトル・概要>

キーノート

Navigating the Identity Abyss in the AI‑Native Era

AIネイティブ時代の到来により、アイデンティティ管理は底なしの沼とも言える新たな技術的課題に直面。Hitachi Head of OSPOの中村が、CNCFボードおよび本イベントの

Co-Chairとして、アイデンティティ基盤を構築するための実践的ガイドライン「CNCF IAMホワイトペーパー」と、主要なIAMソリューションであるKeycloakを紹介。AI時代における安全なアイデンティティ管理について、これまでの歩みとこれからの展望を解説。

<日立の登壇者>


中村 雄一

<日時>29日(水)15:50-16:20

<講演種別・タイトル・概要>

共同セッション:Maintainer Track

Identities and Authentication for your Agents with Keycloak

Keycloakメンテナである乗松が、Keycloakを用いたAIエージェントのアイデンティティと認証について解説。AIエージェント連携プロトコルMCPにおける認可の仕組みを、Keycloakの機能やMCPのバージョンによる違いを交えて紹介。さらに、AIエージェント向けの認可サーバーとしてKeycloakを実際に設定・利用するデモを実演。

<日立の登壇者>


乗松 隆志

<日時>30日(木)14:10-14:40

<講演種別・タイトル・概要>

共同セッション:Maintainer Track

Behind the CNCF IAM Whitepaper: AuthN & AuthZ in Cloud Native Systems

2026年3月にCNCFのTAG Security and Complianceが公開した、クラウドネイティブシステムにおける認証(AuthN)と認可(AuthZ)の実践的ガイドライン「CNCF IAMホワイトペーパー」について、同TAGのTech Leadを務める田畑が解説。アーキテクトや開発者が、本ホワイトペーパーを共通基準として活用し、セキュアなシステムを設計・進化させるための知見を紹介。

<日時>30日(木)16:30-17:00

<講演種別・タイトル・概要>

セッション:Security

AuthZEN in Practice: Standardizing Authorization for Cloud Native Platforms and Agents

クラウドネイティブ環境でAIエージェントによるAPIやインフラへのアクセスが広がる中、セキュリティ(認可)に関する標準インターフェース「AuthZEN Authorization API 1.0」の基本概念を解説。Keycloakを用いたデモを通じて、トークン発行からポリシー適用までの一連の流れを実演し、クラウドネイティブエコシステムへの具体的な適用方法を紹介。

<日立の登壇者>


田畑 義之

*5登壇日時は変更となる可能性があります。最新の情報は当日会場にてご確認ください。

■日立の展示ブース (7月29日(水)~30日(木))

 OSSを活用した以下のソリューション・サービスを紹介し、日立の講演に関するご質問を承ります。

・AIエージェント連携ソリューション

・Platform Engineeringサービス

・日立のKeycloakサービス

■KeycloakCon Japan(併設イベント)での日立の講演

<日時>28日(火)09:45-10:10

<講演種別・タイトル・概要>

ブレークアウトセッション:Keycloak and AI

Simple Control: Managing Multi-Domain MCP Access via Keycloak IdP with ID-JAG

AIエージェントにMCPを導入する際、認可ロジックが一元管理しにくくなる課題に対し、中央のIdP(アイデンティティプロバイダー)としてKeycloakを活用する堅牢なアーキテクチャを提案。認可処理をMCPサーバーからKeycloakに切り離し、ID-JAG(Identity Assertion JWT Authorization Grants)を用いた、安全で一元的なアイデンティティ監視・管理手法を紹介。

<日立の登壇者>


大渕 豊

<日時>28日(火)10:25-10:30

<講演種別・タイトル・概要>

スポンサーキーノート

Hitachi: OSS Contribution Empowers AI in Social Infrastructure and Services

交通やエネルギーといった社会インフラへのAI応用が進む中、その基盤を支えるOSSへの継続的な貢献とサステナビリティの重要性を提言。信頼性の高いエンタープライズ品質のAI開発に向けた日立の取り組みを紹介し、AI分野における日本企業のプレゼンス向上への貢献を解説。

<日立の登壇者>


乗松 隆志

■Japan Community Day (併設イベント)での日立の講演

<日時>28日(火)13:25-13:50

<講演種別・タイトル・概要>

セッション

Building Trust in MCP for Agentic AI with Authorization Server Conformance Tests

Agentic AIの普及に伴い、外部ツールと連携する際の標準仕様としてOAuth 2.1ベースのMCPが重視される一方、認可サーバーの準拠性を検証できず、脆弱性による漏洩リスクが懸念されている。本セッションでは、岡井が開発したMCP認可サーバーの適合性テストを紹介し、Keycloakを用いた検証デモを実演。コミュニティに寄贈された本テスト群を通じ、MCPの信頼性向上に貢献。

<日立の登壇者>


岡井 倫人

<日時>28日(火)15:40-15:45

<講演種別・タイトル・概要>

ライトニング・トーク

What’s New in CNCF Platforms White Paper v1.1

2026年4月、Platform Engineeringの標準ガイドである「CNCF Platforms White Paper v1.1」が公開。本アップデートでは、ドキュメントの構成や可読性をブラッシュアップし、より分かりやすい内容へと改善。本セッションでは、アップデートに携わった松田が主な変更点を整理し、今後のプラットフォーム戦略における重要なポイントを解説。

<日立の登壇者>


松田 元輝

■KubeCon + CloudNativeCon Japan 2026開催概要

・開催日時:2026年7月28日(火)~30日(木)9:00~17:00

・開催場所:パシフィコ横浜 (神奈川県横浜市西区みなとみらい1-1-1)

・参加費(税込):¥54,985(個人) ¥114,220(法人)

・主 催: Cloud Native Computing Foundation

・イベント詳細及び事前申込み:https://events.linuxfoundation.org/kubecon-cloudnativecon-japan/

■併設イベント:

・KeycloakCon Japan (7月28日(火) 9:00~12:30 @パシフィコ横浜)

https://events.linuxfoundation.org/kubecon-cloudnativecon-japan/co-located-events/keycloakcon/

・Japan Community Day (7月28日(火) 13:00~17:35 @パシフィコ横浜)

https://events.linuxfoundation.org/kubecon-cloudnativecon-japan/co-located-events/japan-community-day/

■関連サイト

・日立のクラウドCloud Native Computing Foundation(CNCF)の活動

 https://www.hitachi.co.jp/products/it/harmonious/cloud/articles/cncf/?ni=260713

・OSS(オープンソース・ソフトウェア)Keycloakとは?

 https://www.hitachi.co.jp/products/it/oss/efforts/keycloak/?ni=260713

・日立OSPO ホームページ

 https://www.hitachi.co.jp/products/it/oss/ospo/?ni=260713

■商標注記

・記載の組織名、製品名などは、それぞれの組織の登録商標もしくは商標です。 

■お問い合わせ先

株式会社日立製作所 AI&ソフトウェアサービスビジネスユニット

お問い合わせフォーム:https://www.hitachi.co.jp/it-pf/inq/NR/

以上

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